F1、レッドブルF1の独走状態もルール変更でのパフォーマンス介入を除外
F1がレッドブルを減速させるために「介入」することはなく、圧倒的な強さを誇るチームのライバルたちがパフォーマンスの差を縮めるのを手助けするもない。

F1はレッドブルのペースを遅らせ、支配的なチームのライバルがパフォーマンスの差を縮めるのを助けるために「介入」するつもりはない。

これまで5つのグランプリで5勝という全勝を収めてきたレッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2023年にチームが他のすべてのレースでも勝利するとの見方を軽視している。

「23レースで優勝することは想像を絶することだと思う」とホーナーはFinancial Timesに語った。

「23レースもあれば、信頼性、天候、戦略、そして運の要素もある」

第6戦F1エミリア・ロマーニャGPは、イモラ・サーキットのパドックを含むエミリア・ロマーニャ州全域で異常な降雨による洪水が発生し、シリーズは水曜日未明にレースを中止する決定を下したため、実際には22戦となったが、メルセデスとフェラーリも今週末のイモララウンドに向けて車両の大幅なアップグレードの準備を整えていた。

「メルセデスは、聞くところによると、完全に新しいマシンを用意しているようだ」とホーナーは語った。「フェラーリもいくつかのアップデートがある。今ここで起きていることに夢中になるのは簡単なことだ」

しかし、2023年シーズンをより競争力のあるものにするために、F1やFIAがレギュレーション変更に介入すべきだという意見さえある。

メルセデスF1のルイス・ハミルトンは「この先、どのような解決策があるのかはわからないけど、このレギュレーションを適応させ続ける必要があると思う。そうでなければ、2026年まで何年も今と同じ状態が続くことになりかねない。僕たちはもっと良い仕事を実現するために取り組んでいる」と語った。

しかし、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは「我々はチームのパフォーマンスに介入することはできない」と主張する。

「財務規則を変更したことで、技術的なギャップを最小限に抑えることができると確信している。しかし、実際のところ、レッドブルは他のチームよりも良い仕事をしたに過ぎない」

「同時に、シーズンが終わったと言うのは愚かなことだ」

「F1が歩んできた上限予算の設定や、各チームのさまざまな開発オプションによって、遅かれ早かれレベルは平準化されると確信している」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / リバティ・メディア