レッドブルF1、予算上限の論争を避けて軽量版シャシーの導入を保留?
レッドブル・レーシングは、RB18のシャシーを4キロ軽量化する大幅なアップデートを計画しているとの報道を否定しているが、実際には軽量化されたシャシーは存在し、導入を保留にしていると Motorsport Italy は報じている。

今シーズン、レッドブル・レーシングの車が太りすぎの問題を抱えていたことは周知の事実だ。オランダGPの間、レッドブルがRB18を4キロ軽量化する軽量のシャシーをすぐに導入するという噂が浮上した。

だが、レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、チームは短期的には何も計画しておらず、軽量のシャーシは存在しないと報道を否定した。

Motorsport Italy によると、レッドブル・レーシングには軽量化されたシャシーは存在してり、FIAホモロゲーションを申請するために、夏休み前にクランフィールド インパクト センターでクラッシュ テストを実施する予定だったと報道。当初、これは来年のシャシーであると考えられていたが、2023 年のホモロゲーション セッションはまだ開始されていない。

レッドブル以外にも、軽量化したシャシーを導入したいチームがあると言われているが、それがどのチームかは不明だ。いずれにせよ、イタリアのメディアは、予算上限をめぐる論争を恐れて、当面の間、軽量版シャシーはミルトンキーンズにとどまると考えている。

フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットによると、予算上限があるため、シーズンのこの時点でフェラーリがより軽いシャシーを導入することは決してできないと語っている。

だが、現在、マックス・フェルスタッペンは無敵の強さを見せているため、レッドブル・レーシングは大幅なアップデートを保留することを決定した可能性もある。いずれにせよ、アップデートはシンガポールGPには導入されない。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング