レッドブルF1、マシン重量でフェラーリに0.3秒のハンデ / 2022年F1マシン
新世代の2022年F1マシンは、18インチタイヤへの移行や安全性を向上させるためのシャシー構造の変更によって昨年よりも重くなっており、最低重量は46kg増加して798kgへと変更になった。
しかし、それを下回っているのはアルファロメオだけとされ、最低重量は当初の785kgから3kg引き上げられた。
アストンマーティン：815kg
レッドブル：810kg
メルセデス：806kg
マクラーレン：805kg
ハース：803kg
フェラーリ：800kg
アルピーヌ：800kg
ウィリアムズ：800kg
アルファタウリ：800kg
アルファロメオ：800kg
最も重いF1マシンはアストンマーティンF1チームのAMR22であり、815kgと33kgもオーバーしている。
「この車にはポテンシャルがあるが、空力と重量に問題がある」とアストンマーティンF1チームの代表を務めるマイク・クラックは認めた。
「我々はすでに重量で進歩を果たしたが、空力では進歩していない。バウンシングは開発の壁のようなものだ。非常にイライラさせられている」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「「我々の車は明らかにフェラーリよりも重い」と認めている。
「10kgくらいのグラップがあると思う」
「これをラップタイムに換算すると、ラップあたり約0.3秒だ。ただし、減量には費用がかかる。これは主に経済的な問題だが、信頼性の要因にも関連している」
「予算上限があるため、解決するのは難しい問題だ」
約800kgの軽量チームの1つはアルピーヌで、CEOを務めるローラン・ロッシは、インフレのために予算上限が引き上げられるという他のいくつかのチームによる動きに反対している。
「ルールはルールだ」とローラン・ロッシは語った。
「今、予算上限の概念を打ち砕き始めるのは間違っているだろう」
「F1は、ビッグチームが以前ほど多くのお金を車に投入できなくなったため、現時点では非常に興味深い。それが本当に運賃だけの場合は、補助金がそのために独占的に使用されるようにする必要がある」
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