レッドブルF1首脳 「RB18の問題はエンジンの信頼性だけではない」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルRB18にはまだ「未知」の問題があり、オーストラリアでのフェラーリのペースに「驚いた」と語った。

フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1オーストラリアGP週末にグランドスラム - ポルポジション、すべてのラップをリード、ファステストラップ、優勝 - を達成する支配的な強さをみせた。

レッドブルのセルジオ・ペレスは2位に入ったが、日曜日にアルバート・パークで独自のクラスにいたフェラーリから20秒遅れてフィニッシュした。

マックス・フェルスタッペンは今シーズンの3ラウンドで2度目のリタイアを喫し、車の故障を「苛立たしく、容認できない」と嘆いた。

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンに何が起こったのかをもう少し明らかにした。

「ガソリンが漏れたが、どこでどのように漏れたのかは分かっていない」とヘルムート・マルコはレース後にSky Sport Germanyに語った。

「とにかくたくさんのガソリンを漏れていた。そのため、彼にすぐにストップする必要があると言った。できれば消火器がある場所でとね」

ヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングが現在苦労しているのはエンジンだけではなく、予算上限によって場所によっては車の開発領域も制限されていると付け加え、次に進むべき場所について「バランスをとる行為」になると語った。

その結果、レッドブル・レーシングの観点から物事が再び改善するまでには時間がかかる可能性があるとヘルムート・マルコは感じている。

「我々が抱えているのは、実際にはほとんど未知であり、まったく分かっていないこれらの信頼性の問題だけではない」

「もう1つは、この重要の問題だ。我々はそこではフェラーリよりもはるかに重い。予算上限があり、そこは難しいバランスを取る行為だ」

「困難な時間が我々の前にある。今日のフェラーリの速さに驚いた」

シャルル・ルクレールは、セーフティカーのリスタートのたびにマックス・フェルスタッペンを引き離し、レースのファステストラップを出し続けた。

「彼らは我々よりもタイヤにあまり注意を払わなくてよかった」とヘルムート・マルコはレッドブル・レーシングの劣っていた点について説明した。

「フェラーリは独自のクラスに属していた。残念ながら、(セルジオ)ペレスが素晴らしいレースをドライブしたにもかかわらず、我々は明らかに遅れをとっていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング