レッドブルF1、2022年F1マシン『RB18』はテスト専用カラーで登場?
レッドブルF1は、2022年F1マシン『RB18』の新たなティザームービーを公開。テスト専用のスペシャルカラーリングで登場するのではないかとの推測を生んでいる。

2月9日(水)に『RB18』をお披露目することを告知しているレッドブルF1は、新しいレーシングスーツに着用したマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが登場する新たなムービーを公開。

ビデオの背景には興味深い詳細が見られる。レッドブルのロゴの雄牛はモザイクで描かれている。レッドブルF1は、特別なテストリバリーで登場することを好むことが知られている。バルセロナとバーレーンでのプレシーズンテスト週間が終わるまで、実際のレースカラーリングが登場しないもう1つのヒントになる可能性がる。

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコも、オンラインでの発売時の『RB18』は非常に重要な詳細は隠されると語った。

「プレゼンテーションはファンとスポンサーにとって重要なものであり、マシンの特別な詳細は見せない」とヘルムート・マルコは語った。

「新車は、2月23日にバルセロナでテストが開始される直前に準備が整う。それ以降、マシンはさらに開発され、3月20日にバーレーンで開催されるシーズンの最初のレースのためにまた別のアップデートが投入されるだろう」

「昨年はルールが変わらなかったので、2021年の非常に早い時期にマシンを準備することにした。当時、この決定は正しいものであることが証明された。しかし、今は正反対だ。新しいルールでは、誰もができるだけギリギリで仕上げることを望んでいる。他の人にすべてを早く見せすぎないようにするためにもね」

現在、F1は2つのプレシーズンテストの計画を最終決定している。新型コロナウイルスの影響によって、1回目のバルセロナテストにはテレビ放送のカメラや一般客を入れずに行われ、F1は2回目のバーレーンテストをテレビ放送を含めて大々的にプッシュする。

アルファロメオF1は、1回目のバルセロナではテスト専用カラーで参加し、テスト終了後に正式カラーリングを発表することを告知している。また、フェラーリF1も1回目のテストでは正式版とは異なるカラーリングで登場すると噂されている。

2015年、レッドブルF1はすべて白黒の「カモブル(Camobull)」のRB11でスペインに到着した。2018年のRB14では「ディスラプトブル(Disruptobull)」で登場し、ホンダF1との初年度となった2019年のRB15では紺と赤の「シェブロンズ(Chevrons)」でシェイクダウンを行っている。



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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1マシン