レッドブルF1、2022年に5名のジュニアドライバーをFIA-F2に投入
レッドブルF1は、2022年にF1のフィーダーシリーズであるFIA-F2に5名のジュニアドライバーを送り込む。潜在的な2023年のアルファタウリのF1ドライバー候補である5人は、4つの異なるチームに分散される。

レッドブルのジュニアドライバーが唯一ペアを組むのは、昨年、チャンピオンを獲得したアルピーヌF1育成のオスカー・ピアストリとフェラーリF1育成のロバート・シュワルツマンが1-2フィニッシュを達成したプレマとなる。

2022年、プレマは、F2で3年目、レッドブルジュニアとしても3年目のユアン・ダルバラ、そして、2021年を“レッドブル・サポートドライバー”としF3でチャンピンを獲得したデニス・ハウガーを起用する。

ユーリ・ビップスは2年目のF2シーズンでハイテックGPに残留するが、元フェラーリのジュニアドライアーであるマーカス・アームストロングがチームメイトとしてリアム・ローソンに代わって加入する。

2021年にF2に初参戦し、レッドブルのブランディング施されたフェラーリを駆ってDTMのチャンピオンを争ったリアム・ローソンは、カーリンに移籍する。

そして、The Raceが2022年のレッドブルジュニアで“最大のサプライズ”として紹介しているのが岩佐歩夢だ。岩佐歩夢は、ウィリアムズF1のテスターであるロイ・ニッサニーのチームメイトとしてDAMSでF2デビューを果たす。

ホンダの育成ドライバーでもある岩佐歩夢は、2020年にフランスのF4チャンピオンであり、昨年はF3を12位でフィニッシュ。ロレンツォ・コロンボへのレース後のペナルティにより、ハンガリーで初優勝を果たしている。

岩佐歩夢の昇進は、レッドブルF1のジュニアドライバーがFIA-F2に5名参戦することを意味する。2020年にはフェラーリのジュニアドライバーが5名参戦したが、2022年はフェラーリドライバーは0名となる。

2022年のF2グリッドには、元レッドブルジュニアのジャック・ドゥーハンも参戦する。彼は、昨年のシーズン後半のF2とポストシーズンテストで感銘を受け、ヴィルトゥオーソをドライブする。

FIA-F3では、レッドブルF1は、引き続きジョニー・エドガーとジャック・クロフォードをサポートする。これらのペアは、それぞれトライデントとプレマというフロントランニングチームに配置されている。また、フォーミュラ・リージョナルで傑出した成績を残した イサーク・ハジャーがハイテックGPから参戦する。

メキシコ出身のノエル・レオンはフォーミュラ・リージョナルでレッドブルカラーとなり、アービッド・リンドブラッドと日本人の野村勇斗と荒尾創大がフランスF4でレッドブルを代表する。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / FIA F3 / FIA F2