レッドブルF1首脳 「ポルシェはウィリアムズと組んでも3年以上勝てない」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2026年にポルシェがF1に参戦して“すぐに勝てる”のはレッドブルと組んだ場合だけだと語る。

フォルクスワーゲン・グループは、新しいF1エンジン形式が導入される2026年にポルシェとアウディをF1に参戦させる可能性が高いと報じられている。

アウディとのパートナーシップをマクラーレンが否定する一方で、レッドブルはポルシェとの提携の可能性にオーピンな姿勢を見せている。だが、ポルシェはウィリアムズとのパートナーシップも検討しているとされている。

Auto Motor und Sportは、ポルシェがウィリアムズと組むことを検討している理由として、レッドブルとパートナーシップを組んだ場合、エンジンの無償提供、マシン上でのスポンサーシップなど、はるかに高額な費用がかかることを挙げている。

しかし、レッドブルF1のヘルムート・マルコは、ウィリアムズの提携に対してポルシェに警告する。

「彼らが再びトップチームになるには、3年以上かかるだろう。彼ら(ポルシェ)は、我々と組んだ場合にのみすぐに勝つことができる」とヘルムート・マルコは語った。

ポルシェとレッドブルのコラボレーションのもう1つの利点は、レッドブルがホンダ後の将来に向けて『レッドブル・パワートレインズ』というエンジン部門をすでに設定していることだ。

「レギュレーションが施行され次第、開発を開始する」とヘルムート・マルコは続けた。

「すべての詳細は2022年半ばに準備が整う」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ウィリアムズ・レーシング / ポルシェ