レッドブル・ホンダF1、残り5戦でハミルトンのPU交換ペナルティを想定
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2021年の残り5戦の過程で、ルイス・ハミルトンに技術的な問題が発生することも想定してプランを立てている。

メルセデスは、タイトルをリードするマックス・フェルスタッペンを追いかけているが、F1エンジンの信頼性に明らかに苦労している、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンが再びPU交換ペナルティを受けることになると予想している。

「ハミルトンはおそらく別のエンジンペナルティを受けると思う」とヘルムート・マルコは n-tv に語った。

「5グリッド降格か10グリッド降格かどうかは分からないが、間違いなく我々に有利なはずだ」

マックス・フェルスタッペンは現在12ポイントのリードを築いているが、ヘルムート・マルコは最終戦となるF1アブダビGPでタイトルを決めるにはそれだけでは不十分だと考えている。

「メルセデスのプレッシャーは心理的に大きいと思う」とヘルムート・マルコは語った。

「夏休みには30ポイントのリードがあった。その後、シルバーストーン、ブダペスト、バクーで故障に見舞われたが、走行距離と勝利数の点では、リードの余白はもっと大きいはずだ」

「我々はまだ2つのレースに勝たなければならない。それは明らかだ」とヘルムート・マルコは認めた。

「次の2つに勝った場合、フェルスタッペンは60パーセント、ハミルトンは40パーセントと評価している」

「両方がフィニッシュラインを超えた場合、最終レースで決定が下されると思う。しかし、事故や技術的な故障など、故障が発生した場合、全体像は大きく異なる」

「しかし、我々の自信が増すにつれて、メルセデスの緊張は高まる。それが基本的な傾向だと思う」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1