レッドブルF1、メルセデスのPUの“冷却トリック”についてFIAに抗議
レッドブルF1は、メルセデスがエンジンの冷却で使用しているとされる“トリック”が合法であることを確認するためにFIA(国際自動車連盟)に抗議を入れたと報じられている。

今シーズン、タイトルを争うレッドブルとメルセデスがマシンの合法性について指摘するのは初めてではない。現時点ではその争いではメルセデスが優勢に立っており、レッドブルの“曲がる”リアウイング、そして、ピットストップでの優位性を失わせるために“自動機能”を制限することに成功している。

Auto Motor und Sport のF1レポーターであるマイケル・シュミットは、彼のYotubeチャンネルで、レッドブルF1は、メルセデスがFIAの温度テストに合格できるようにW12の特定の場所に温度センサーを配置していると考えていると語った。

レッドブルF1は、加速中にマシンから出てくる空気を大幅に冷却することで、メルセデスがパワーユニットから追加の馬力を生成する“トリック”を行っていると想定しており、発生した温度がF1レギュレーションに違反している場合、不当なアドバンテージを得ている可能性があると考えている。

マイケル・シュミットは、レッドブルの告発を確認できていないとしながらも、メルセデスが利益を上げているとされるトリックについて説明した。

「レッドブルは、FIAにメルセデスのパワーユニットについて抗議を申し立てたと主張しており、フェラーリも関与していると言われているが、彼らはこれについて何も言っていない」とマイケル・シュミットは語った。

「どうやら、メルセデスには合法的なトリックがあるようだ。彼らはどういうわけか、少なくとも加速段階では、プレナムチャンバー(エンジンに送る空気を整える)の空気を冷却することができ、それはその段階でかなり多くの馬力を与えるが、終盤はそれほど多くはない」

「メルセデスがどのようにコーナーから出てくるかを見れば、それは本当かもしれません。」

レッドブルが搭載するホンダF1パワーユニットは、シーズンの早い段階でメルセデスよりも有利だったが、メルセデスがシルバーストーンで導入したアップグレードによって形勢は逆転したように見えた。

メルセデスF1は追加のパワーは得ていないと主張しているが、レッドブルとフェラーリはパワーが異なって分配されており、それが低速コーナーでのゲインに繋がったと考えている。

この問題に関するレッドブルの抗議にもかかわらず、マイケル・シュミットは、メルセデスがこの“トリック”を使用していたことが判明した場合でも、レギュレーション違反だとは考えておらず、
いずれにせよ、問題がはすぐに解決されると考えている。

「トリックは合法だと思うが、特定の温度しか許可されていないため、センサーがプレナム内の温度を測定している場所が重要だ。」とマイケル・シュミットは述べた。

「10度を下回ることは許されていないと思う。レッドブルは、センサーが常に十分に暖かいことが保証されている場所に配置されていると主張している」

「それは次の2~3レースで解決されると思う。何も聞こえてこない場合、メルセデスが行っていることは合法だったということになる思う」

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カテゴリー: F1 / レッドブル / メルセデス