レッドブル・ホンダF1首脳 「最後の2レースは非常に苦痛だった」
前半11戦を終えて、F1ではルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが何度もホイール・トゥ・ホイールのレースを展開したが、ドライバーズチャンピオンシップでの2人のライバルと、コンストラクターズチャンピオンシップでのレッドブルとメルセデスの戦いはまだまだ接戦だ。
メルセデスF1は2014年のターボハイブリッド時代の始まり以来、優位に立ってきたが、レッドブルとホンダはようやく挑戦できるマシンを作り上げた。そして、チームにはマックス・フェルスタッペンという結果を出せるドライバーがいる。
レッドブル・ホンダが5連勝で支配権を奪うようになるまで初期のレースは激しく争われた。しかし、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンがオープニングラップで衝突し、フェルスタッペンをリタイアさせたF1イギリスGPから流れが変わった。
マックス・フェルスタッペンがバルテリ・ボッタスのターン1でのミスによってダメージを受けたF1ハンガリーGPでもその傾向は続いた。
現在、ルイス・ハミルトンはマックス・フェルスタッペンをリードしており、メルセデスはレッドブル・ホンダよりも優位に立って夏休みに入った。エイドリアン・ニューウェイは過去数週間は物事がどれほど速く変化するかを示していると語った。
「我々は、7回のワールドチャンピオン優勝チームを覆そうとするために、ビジネスのすべての分野で最高レベルでパフォーマンスする必要がある。私たちはそれを行っていると信じている」とエイドリアン・ニューウェイは Talking Bull podcast に語った。
「最後の2レースは我々にとって非常に苦痛だった。フランス - シュタイアーマルク - オーストリアのトリプルヘッダーでスイートスポットヒットしていただけにね」
「それは本当に物事がどれほど速く変化するかを浮き彫りにしている。特にオーストリアGP後はね。我々は非常に好調で、両方のチャンピオンシップでかなりのポイントを獲得していた。2レース後、我々はどちらもわずかに遅れており、自分の過失がない場合はさらに苦痛になる。それが我々が参加しているスポーツの性質であり、競争力だ。我々は自重してプッシュし続ける必要がある」
チャンピオンシップの戦いでは確かに熱が高まっているが、エイドリアン・ニューウェイは逆境を乗り越えて戦い続けるチームの能力に自信を持っている。
「レッドブル・レーシングの素晴らしい点の1つは、チームの雰囲気が常に良いことだ。つまり、初めてタイトルチャレンジにできるようになる前から、仕事の安定性も非常に優れていた」とエイドリアン・ニューウェイは付け加えた。
「2009年に負けたが、2010年と2012年の2回の非常に厳しい戦いに勝った経験が我々を形作り、今非常に役立つレベルの回復力を与えてくれたと思いる。我々はハンターになる方法、ハントする方法を知っている。それは確かな強みだ」
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