レッドブル・ホンダF1、フェルスタッペンがソフトスタートの誤算
レッドブル・ホンダF1は、ハンガリーGPの予選でマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの両ドライバーを2列目からソフトタイヤでスタートにさせるという劣勢に立たされた。
Q3に進出したドライバーはQ2でタイムを記録したタイヤでスタートすることになる。メルセデスの2台、レッドブル・ホンダの2台はミディアムタイヤでアタックを開始した。
Q2の残り6分40秒でカルロス・サインツ(フェラーリ)がクラッシュして赤旗中断。4分を切ったあたりから各マシンがコースイン。バルテリ・ボッタス(メルセデス)はミディアム、それ以外はソフトでアタックを開始する。
決勝は、ミディアム-ハードの1ストップが最速戦略だと考えられており、当然、メルセデスとレッドブルの2チームはミディアムスタートを狙うものだと思われた。実際、カットアウト外のタイムだったバルテリ・ボッタスはミディアムでタイムを更新し、1分16秒702をマークして、Q2を突破している。
レッドブル・ホンダもソフトで出たものの、Q2突破が分かった時点でラップをアボートしてQ3進出・・・というシナリオが想像されたが、そうはいかなかった。
Q2のミディアムでの1回目のアタックでマックス・フェルスタッペンは1分16秒796、セルジオ・ペレスは1分17秒203。だが、最終的なカットアウトタイムはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の1分16秒794。路面のインプルーブメントは予想以上に高かった。
したがって、レッドブル・ホンダF1は、両ドライバーともソフトでタイムを更新せざえるを得ず、マックス・フェルスタッペンが1分15秒650でトップ、セルジオ・ペレスが1分16秒443の4番手で通過した。ソフトで出て行った時点で、ミディアムスタートの可能性は消滅していたことになる。
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「我々はミディアムでルイスが出したものと同じタイムを出すことができなかったし、戦略的に異なるルートを取った方が良いと感じた」とコメント。
「スタートにはソフトタイヤが好ましいし、ここではオーバーテイクがいかに難しいかを分かっているので、選択が重要になるだろう」
しかし、ソフトスタートでは2ストップが必要になると思われ、スタートで前に出られなければ、事実上、レッドブル・ホンダのレースは終わる。
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ハンガリーGP
Q3に進出したドライバーはQ2でタイムを記録したタイヤでスタートすることになる。メルセデスの2台、レッドブル・ホンダの2台はミディアムタイヤでアタックを開始した。
Q2の残り6分40秒でカルロス・サインツ(フェラーリ)がクラッシュして赤旗中断。4分を切ったあたりから各マシンがコースイン。バルテリ・ボッタス(メルセデス)はミディアム、それ以外はソフトでアタックを開始する。
決勝は、ミディアム-ハードの1ストップが最速戦略だと考えられており、当然、メルセデスとレッドブルの2チームはミディアムスタートを狙うものだと思われた。実際、カットアウト外のタイムだったバルテリ・ボッタスはミディアムでタイムを更新し、1分16秒702をマークして、Q2を突破している。
レッドブル・ホンダもソフトで出たものの、Q2突破が分かった時点でラップをアボートしてQ3進出・・・というシナリオが想像されたが、そうはいかなかった。
Q2のミディアムでの1回目のアタックでマックス・フェルスタッペンは1分16秒796、セルジオ・ペレスは1分17秒203。だが、最終的なカットアウトタイムはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の1分16秒794。路面のインプルーブメントは予想以上に高かった。
したがって、レッドブル・ホンダF1は、両ドライバーともソフトでタイムを更新せざえるを得ず、マックス・フェルスタッペンが1分15秒650でトップ、セルジオ・ペレスが1分16秒443の4番手で通過した。ソフトで出て行った時点で、ミディアムスタートの可能性は消滅していたことになる。
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「我々はミディアムでルイスが出したものと同じタイムを出すことができなかったし、戦略的に異なるルートを取った方が良いと感じた」とコメント。
「スタートにはソフトタイヤが好ましいし、ここではオーバーテイクがいかに難しいかを分かっているので、選択が重要になるだろう」
しかし、ソフトスタートでは2ストップが必要になると思われ、スタートで前に出られなければ、事実上、レッドブル・ホンダのレースは終わる。
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ハンガリーGP