レッドブルF1代表、セルジオ・ペレスを擁護「まだ時間が必要」 / F1エミリア・ロマーニャGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、チームとの2戦目となるF1エミリア・ロマーニャGPのレース後半にミスを多発してノーポイントに終わったセルジオ・ペレスを擁護した。

セルジオ・ペレスは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選でチームメイトのマックス・フェルスタッペンに先んじてキャリア初のフロントロー2番グリッドを獲得。だが、フェルスタッペンが圧倒的な勝利を収めた一方で、ペレスは困難なレースに耐え、12位でノーポイントでレースを終えた。

オープニングラップのミスによって、セルジオ・ペレスはシャルル・ルクレールにも順位を奪われて4番手に後退。その後、セーフティカー期間中にターン9でコースアウトし、2台に抜かれる。この際に、コース復帰後すぐにポジションを戻したものの、これがセーフティカー走行中の追い越し行為と裁定され、タイムペナルティーを科される。

タイムペナルティを消化して赤旗中断までに4番手まで順位を上げていたセルジオ・ペレスだったが、ヴィルヌーブ・シケインでのスピンしてトップ10圏外へと後退。その後もポイント圏内に戻ることができず、タンブレロの縁石でミスをして再びコースアウト。最終的にマックス・フェルスタッペンから1分以上遅れて12位でチェッカーを受けた。

だが、クリスチャン・ホーナーは、セルジオ・ペレスの難しいレースは、レッドブルのF1マシンに慣れるためにもっと時間が必要であることを示していると擁護した。

「とにかくシートでの時間だと思う。彼は昨日良い仕事をした」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「今日は彼にとって厄介なレースだった。もちろん、セーフティカーの早い段階でのミス、10秒のペナルティ、そして、残念ながらリスタート時のフェラーリ勢の後ろでのミスは残念だった。彼はポイントを獲得できていたはずだからね。今日は表彰台にも立っていたはずだ」

「彼がそこにいないのはイライラするが、彼は確かに彼のペースを見つけているし、新しい環境になれてきている。そして、彼はこれからもっと強い週末を過ごすと確信している。」

セルジオ・ペレスは、フォース・インディアやレーシング・ポイントのマシンで過去7シーズンを過ごしたのと比べると、まだレッドブル・ホンダRB16Bのハンドリングは「不自然」だと感じており、望んでいる走りとは「何マイルも離れている」と語っている。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イタリアGP / セルジオ・ペレス