レッドブルF1代表 「独自のエンジン運用はF1へのコミットメントの表れ」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2022年からホンダのF1パワーユニット技術を引き継いで社内にエンジン開発を移すというレッドブルの決定はF1へのコミットメントを強調していると語る。

レッドブルF1は、ルノーから切り替えた後、2019年からホンダのF1エンジンを使用しているが、『レッドブル・レーシング・ホンダ』として参戦する今年はホンダF1にとってF1での最後の年であり、ワールドチャンピオンに『ホンダ』の名を刻んでF1活動を終えることを望んでいる・

F1バーレーンGPまでの初期の兆候では、レッドブル・ホンダF1のマシンはメルセデスよりも速いことが示されており、過去数年はスロースタートに苦しんだレッドブル・レーシングだが、今年は多くがチャンピオンシップを獲得するかもしれないと期待している。

ホンダF1がほぼ全てを新開発したエンジン『RA621H』は、レッドブルRB16Bが示したスピードの多くを担っていると考えられており、レッドブルが『レッドブル・パワー・トレイン』という新しい会社でホンダのF1パワーユニットを引き継いだ後も競争力を発揮できるポテンシャルを秘めている。

当初、レッドブルは、F1エンジン開発の凍結が実施されなかった場合、2022年にF1から徹底すると脅迫していたが、凍結が決定した直後の2月にホンダF1との契約を発表し、F1継続を明言した。

「大きな投資だ。それはスポーツへの大きなコミットメントだ。それに関連するリスクがあるが、そこには潜在的な報酬と利点もある。我々がこれまで決して完全にコントロールできたことのないマシンの一部だ」

「今、我々にはそれを行う機会がある。そして、それは本当にエキサイティングだ。ビジネスの誰もが、それが提示する機会に本当に興奮していると思う」

レッドブルがホンダのF1エンジンをどのように運用するかについての正確な詳細はまだ決まっていないが、クリスチャン・ホーナーは、ホンダがF1から離れた後も連絡を取り合い、移行を支援することを確認した。

「我々は彼らの技術を活用することを目指しており、明らかに前進している。そして、必然的に、人員をホンダからレッドブル・パワー。トレインズに移すことになる。そのため、その正確な詳細についてホンダと話し合いが続いている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「原則的の枠組みはあるし、我々が取り組んでいる一連の原則はあるが、今では詳細を整理するだけの問題だ。本当にエキサイティングだ。そして、ホンダのような非常に親切で協力的なパートナーがいることは非常に幸運なことだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1