レッドブルF1幹部 「角田裕毅は近いうちに表彰台に上がると確信」
レッドブル・ホンダF1のヘルムート・マルコは、角田裕毅はF1で表彰台に上がるだけでなく、勝利を手にするのは時間の問題だと感じていると語る。

レッドブルのドライバー育成プログラムの責任者であるヘルムート・マルコは、2021年にFIA-F2からアルファタウリ・ホンダでF1にステップアップを果たした角田裕毅を非常に高く評価している。

ヘルムート・マルコは、角田裕毅は“間違いなく”F1ワールドチャンピオンになると語るなど、コース外で注目が集まっている角田裕毅だが、開幕戦ではそのような誇大広告に答えるパフォーマンスをみせた。

デビュー戦となったF1バーレーンGPで13番グリッドからスタートした角田裕毅は、スタートポジションから4つ順位を上げて9位でフィニッシュデビュー戦でポイントを獲得した初の日本人ドライバーとなった。

ヘルムート・マルコは、角田裕毅が表彰台にF1のエリートドライバーに加わるまで長く待つ必要ないと確信しているとアkたる。

「角田はF1グランプリで優勝する最初に日本人ドライバーになると確信している」とヘルムート・マルコは RTL にコメント。

「彼はまだ20歳で、最初のレースでは何も間違いを犯さなかった。彼は信じられないほど良いベーススピードを持っている」

「そして、彼がバーレーンの最終ラップで(ランス)ストロールを追い抜いた方法は・・・彼は150メートル後ろにいた! 彼は本質的にレーサーだ」

「彼のメンタリティも素晴らしいし、彼は信じられないほどの自信を持っている。近いうちに表彰台に上がると確信している」

角田裕毅が他のルーキーよりも優れたマシンを手に入れることができたのは確かだが、それでも際立っていた。同期デビューとなるハースF1のニキータ・マゼピンとミック・シューマッハのレースはスピン以外ほとんど記憶に残らないものだった。

また、チームメイトのピエール・ガスリーに対しても好パフォーマンスを示しており、シーズンを通して素晴らしいバトルが期待されている。

角田裕毅の話題のひとつが身長が低いことが挙げられる。アルファタウリ・ホンダF1にとって角田裕毅をマシンに乗せるだけでは難しいことがわかったが、ヘルムート・マルコはもう角田裕毅は落ち着いており、実際に身長は有利に働く可能性もあると語る。

「マシンをそれに適応させることができれば、それは間違いなく利点だ」とヘルムート・マルコは語った。「彼の身長は159cm、体重はわずか61kgだ」

「とにかく、アルファタウリにとってノーマルのマシンを適応することは非常に困難だった。また、それはシミュレーターにも問題を引き起こした。角田には合わなかったので特別な座席が必要となった。すぐに痛みと苦痛に苦しむ原因となったので、最初は理想的ではなかった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / スクーデリア・アルファタウリ / 角田裕毅