レッドブルF1首脳 「アルボンには戦略に必要な十分な一貫性がなかった」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、アレクサンダー・アルボンを外し、セルジオ・ペレスを起用するという決断、レッドブル・レーシングが今季どのような結果を達成しようとしているかについて語った。

ヘルムート・マルコは、F1シーズンが始まる前に『最低でも●勝』と強い予測を立てることで知られている。しかし、今シーズンに関しては非常に慎重だ。

「戦術の観点で言えば、シーズン序盤から2人の強力なドライバーが必要だ。昨シーズの終わりにはメルセデスがボッタスをピットストップさせる余裕がなくなったことがわかった。なぜなら、彼がチャンピオンシップで2位を維持できるかどうか確信が持てなかったからだ」とヘルムート・マルコは ServusTV に語った。

「レース1から確実にこの戦略を実行できる必要がある。残念ながら、アレクサンダーアルボンはここでは十分な一貫性がなかったため、ドライバーを交代した」

ヘルムート・マルコのこれまでの大胆な予測には多くのF1ファンが眉を上げてきたが、今年はもう少しリラックスしているようだ。

「メルセデスは間違いなく優勝候補だ。しかし、今シーズンを前年と比較れば、我々ははるかに良い立場にあります。我々には前シーズンの最終戦で優勝したマシンがある」

それでも、ヘルムート・マルコは、最終戦での優勝にニュアンスを加えている。

「正直なところ、ハミルトンはまだそのレースで新型コロナウイルスの後遺症に苦しんでいたと言わなければならない。さらに、メルセデスは彼らのMGU-Kのフルパワーを使うことができなかった。それが役割を果たしたのは確かだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1