レッドブル・ホンダF1 「ポールが獲れず残念だが戦えるポジションにいる」 / F1トルコGP 予選
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの予選を振り返った。

今週末はマックス・フェルスタッペンがすべてのセッションでトップに立っており、それはQ3の最初のアタックまで続いた。しかし、インターミディエイトに交換して最後のアタックでバランスに苦戦したフェルスタッペンは、0.290秒差でランス・ストロール(レーシング・ポイント)に上回られてポールを逃すことになった。

アレクサンダー・アルボンも今週末は競争力を見せており、Q1とQ2を2番手タイムで通過。だが、Q3の最後の走行ではマックス・フェルスタッペンと同様にインターミディエイトに苦労し、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)に上回られて4番手で予選を終えた。

「両方のドライバーが危険な予選コンディションで信じられないようないい走りをしてくれた。マックスはエクストリームウエットタイヤでQ1、Q2、そして、Q3の序盤を支配していた」とクリスチャン・ホーナーは語る。

「Q3の最後はまさにインターミディエイトへのクロスオーバーポイントであり、我々は両方のマシンをピットに入れてインターへと交換した。残念ながら、マックスは1周目にキミの後ろでかなりのタイムを失い、タイヤをきちんと温めることができなかった。また、両方のマシンはエクストームウエットよりもインターでグリップに苦しんでいたように思う。タイヤに熱を入れることに苦労していた」

「それでもマックスの最後のラップはポールにとって良さそうだったが、ターン7でぐらついて0.6秒ほど犠牲にしたことで2番手となった。今週末のすべてのセッションでトップに立った後、0.3秒でポールを失うことは当然ながら残念だが、それでもフロントローは明日のレースにむけて良いスターティングポジションだ」

「アレックスも3つすべてのセッションを通して競争力があった。彼にとってクリーンなラップを得ることが重要だったし、彼はそれを成し遂げた。4番手は彼の予選ベストに並ぶ結果だ。Q3でインタミディエイトに交換したレーシング・ポイントのお手柄だ」

「明日のコンディションは定かではないが、このグリッドは非常にエキサイティングなレースになるはずだし、マックスとアレックスの二人ともが戦えるポジションにいる」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1トルコGP