レッドブルF1、レッドブル・リンクでテスト実施のルノーF1に皮肉
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、自分たちが旧型マシンでのテストをルノーF1がレッドブル・リンクで実施することを皮肉った。

F1チームがプライベートテストを実施するためには2年以上前のF1マシンという条件があるが、レッドブルは2018年にルノーとの関係が崩壊し、2019年からホンダのF1エンジンを搭載しているため、テストを行うことが不可能となっている。

だが、そんなことを後目にルノーF1は、レッドブルのお膝元であるオーストリアのレッドブル・リンクで2日間にわたるテストを敢行。ヘルムート・マルコはその“ジェスチャー”に批判的に反応した。

「競合チームにトラックを貸すことはプロジェクト・シュピールベルクにとって素晴らしい成果だ」とヘルムート・マルコは Speedweek にコメント。

「このように言ってみよう。寛大なジェスチャーだ」

レッドブルが所有するレッドブル・リンクだが、管理・運営をしているのはプロジェクト・シュピールベルクだ。

ルノーは、6月16日と17日の2日間にわたってダニエル・リカルドとエステバン・オコンがR.S.18でテスト走行を実施する。レッドブル・リンクは7月5日と12日の最初の2つのグランプリの舞台となる。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ルノーF1チーム