レッドブル・ホンダF1、予算上限の減額を巡って駆け引き?
F1チームは、4月6日(月)にビデオ会議を開催し、予算上限の引き下げについて話し合う。

F1およびFIA(国際自動車連盟)は、グランプリのない危機的状況においてF1チームを財政的に支援するためのさまざまな措置を発表している。たとえば、新しいレギュレーションの導入を2022年に1年延期し、強制的なシャットダウンを前倒しして期間も3週間に延長している。

2021年シーズンには1億7500万ドルの予算上限が導入されるが、引き下げについて議題に上がっている。上位3チームは1億5000万ドルへの引き下げを目指していると Motorsport-Total は報じている。

さらにレッドブル・ホンダF1は、1億5000万ドルへの引き下げの上限として、新レギュレーションの導入を2023年まで延期することを求めているが、そのアイデアにフェラーリは難色を示しているという。フェラーリは新レギュレーションの2021年への延期も当初は反対していた。

ただ、小規模チームの予算は1億5000万ドルにも達しておらず、1億ドルへの減額を求めており、上位3チームの駆け引きはうまくはいかないかもしれない。

また、F1チームはいくつかのパーツの開発凍結についても話し合うとされている。新レギュレーションの1年延期によって2021年もシャシーは今季のままだが、小規模チームのウィッシュリストにはギアボックス、エンジン、ホイール、サスペンション含まれているという。

だが、レッドブル・ホンダF1とフェラーリはギアボックスの凍結に難色を示しているという。フェラーリとレッドブル・ホンダはギアボックスとエンジンを6本のボルトで接続しているが、メルセデスは4本のボルトだけでエンジンとギアボックスを接続しているにも関わらず、ねじれ剛性に強いことを発見したという。

メルセデスのギアボックスはよりスリムで空力的に大きな利点がある。そのため、レッドブル・ホンダF1とフェラーリは、2021年に新しいギアボックスを構築したいと考えているという。

新型コロナウイルスという大義のもとで団結はしているものの、各チームの思惑が絡みあい、4月6日(月)の会議は荒れることが予想される。

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カテゴリー: F1 / レッドブル / F1マシン