日本生まれのイゴール・フラガ、レッドブルF1のジュニアチームに加入
レッドブル・ホンダは、日本生まれのブラジル人ドライバーのイゴール・フラガが新たにジュニアチームに加入したことは発表した。

22歳のイゴール・フラガは、両親がブラジルから日本に出稼ぎにきていた石川県・金沢市で馬われた。3歳の時にグランツーリスモをプレイしたことがキャリアをスタート。その後、日本でカートに挑戦するが、2008年のリーマンショックで父が失職し、12歳でブラジルへの移住した。

その後2015年からブラジルF3に参戦したイゴール・フラガは、2017年に6勝、12回の表彰台、5回のポールポジションを獲得してタイトルを獲得。2018年にはU.S. F2000 ナショナルチャンピオンシップに参戦して4位でシーズンを終えるとともに、FIAグランツーリスモ・ネイションズ・カップに出場し初代チャンピオンに輝いた。

2019年にはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権に出場し、ランキング3位を獲得。さらにニュージーランドで開催されているトヨタ・レーシング・シリーズにも参戦し、同じくレッドブルのジュニアドライバーであるリアム・ローソンを下して見事タイトルを獲得していた。

レッドブル・ジュニアチームに加入したイゴール・フラガは、今年、チャロウズ・レーシング・システムからFIA-F3に出場する。

「レッドブル・ジュニアプログラムに参加することは僕のキャリアにとって非常に重要なことだ」とイゴール・フラガはコメント。

「子供の頃から、F1ワールドチャンピオンになることを夢見てきた。でも、キャリアを通じて、それを達成するのがどれほど難しいかを理解した。でも、私は決してあきらめず、常に挑戦し続けてきた。。

「eSportsでレースをし、FIAグランツーリスモネーションズカップで優勝することで、別の選択を進めた。それ以来、本当のチャンスがあると感じた。レッドブル・ジュニアになったことで、僕の夢はさらに生き生きし、前進し続けるモチベーションが高っている。

チャロウズ・レーシング・システムのチームオーナーであるアントニン・チャロウズは「レッドブル・ジュニアプログラムに参加することはドライバーのキャリアにおいて大きな瞬間であり、イゴールは十分に値するので、とても興奮している」とコメント。

「彼は非常に特別な才能を持っていると思る。F3ドライバーのラインナップに彼がいることを嬉しく思う レッドブルのプログラムは、成功したドライバーを多数を生み出しており、イゴールが今シーズンその例に続くことを願っている」

レッドブル・ジュニアチームには、角田裕毅をはじめ全9人が所属している。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング