レッドブル、ホンダのPU交換も「すべてのテスト項目を消化できた」 / F1バルセロナテスト2日目
レッドブル・ホンダのレースエンジニアリング責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、F1バルセロナテスト2日目の作業を振り返った。

2日目はアレクサンダー・アルボンがテストを担当。アルボンにとって初めてのRB16のドライブになったが、すぐにペースをつかむと134周を周回。ポジティブな感触とともに初走行を終えた。

だが、ランチタイム前、レッドブル・ホンダのガレージには衝立が立てられ、アレクサンダー・アルボンがドライブしたRB16はフロアが外されてメカニックたちが作業を行っていた。だが、アレクサンダー・アルボンは午後から順調に走行を進め、最終的に134周を走行している。

「今日もRB16で非常に生産的な一日を過ごした。昨日ほど多くのラップを完了することはできなかたが、リストにあるすべてのテスト項目をもう一度消化するうことができた」とギヨーム・ロケリンはコメント。

「昼食直前にホンダのスタッフがデータ上に何かに気づいたため、予防的なエンジン交換を行うという小さな問題があった。彼らは徹底的なチェックを行い、問題はなかったので、元のPUは明日車に戻される」

「また、大量の周回数を走らなければならないことに加えて、これらのテストでは作業が圧縮されるため、明日は通常のプランを変更し、ドライバーの担当を分けるつもりだ。マックスが午前中に走り、アレックスが午後を担当する。すべて予定通りにいけば、明日もかなり忙しい日になるだろう。生産的な1日になることを願っている」

PU交換についてホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はSakuraのベンチテストにてPUに関する懸念が発生したことから、万全を期す目的でアルボン選手のPUをマシンから切り離し、別のPUに乗せ換えました」と説明。

「確認の結果、特に問題は見られなかったため、今日の午前に使用したPUは明日のセッションからも使用を再開します」
テストを担当したアレクサンダー・アルボンも「ランチタイム前後にPUに関する確認を行っていたためいくらかの時間を失ったが、それを除けばスムーズな一日になった」と語っている。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1