フェラーリ派のイタリア紙、レッドブル・ホンダ RB16の出来栄えに危機感
フェラーリ派のイタリア紙は、レッドブル・ホンダの2020年F1マシン『RB16』の仕上がりに危機感を募らせている。

レッドブル・ホンダは、2月12日(水)に『RB16』を公開。エイドリアン・ニューウェイらしい、タイトなリアと複雑な空力パーツで構成された美しいマシンは、全チームに先駆けて新車のシェイクダウンを実施。順調な開発ぶりをアピールした。

フェラーリ派であるイタリアの Corriere della SeraCorriere dello Sport は、レッドブル・ホンダ RB16を「“エクストリーム”だが“美しい”」と表現。

また、イタリア最大のスポーツ紙 Gazzetta dello Sport は「レッドブル・ホンダは非常に危険かもしれない」と伝えた。

「“自分”のチームのプレゼンテーションに満足と希望を見た場合、すぐに別のチームに恐れを抱くものだ。まさにそれはレッドブルを見た全ての他のF1チームに起こったことだ。新しいマシンはエイドリアン・ニューウェイによって美しくデザインされ、信じられないほど速そうに見える」

また、同紙はそのレッドブル・ホンダ RB16にマックス・フェルスタッペンが乗ることも脅威に感じていると語る。

「彼らにはRB16に乗る非常に素晴らしい才能がいる。ベテランの経験をもった才能だ。彼は今、本気でワールドチャンピオンを争えるクルマを手に入れたように思う。彼はハミルトンに勝てるマシンを持っているようだ」

「フェラーリは自分たちのプレゼンレーションの翌日に最初の打撃を受けることになった。レッドブルにとっては水曜日以上に好都合な発表日はなかっただろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1