レッドブルF1、2020年もフェラーリのF1エンジンの不正行為を徹底追及
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年にフェラーリのF1エンジンの合法性が再び話題になった場合にはレッドブルは“間違いなく抗議する”と述べた。

昨年、フェラーリのF1エンジンは夏休み後に急激な進歩を果たして疑惑の目が向けられた。レッドブルは、フェラーリが採用していると仮定する燃料流量システムについての規約の抜け穴を防ぐべく、FIA(国際自動車連盟)にいくつかの仕様を提出した。

レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、昨年、FIAが“非常に複雑”なエンジンテクノロジーを完全に把握するのに苦労していたと考えている。

「FIAにはチームが持っている専門知識はないと思っている」とクリスチャン・ホーナーは RTL にコメント。

実際、昨シーズン後半にはFIAが複数の技術指令を発行して規約を明確化し、フェラーリのエンジンの優位性は衰えたように見えた。

しかし、フェラーリはエンジンの基本的な動作については何も変更していないと主張している。

「フェラーリのエンジンには、グレーゾーンを超えている可能性があるいくつかのポイントがあるが、それについては何も行われなかった」とヘルムート・マルコは motorsport-total.com に語りました。

レッドブルとメルセデスは、シーズン中にFIAに行動するための激しくプッシュしていくことにオープンな姿勢を見せていた。

「パフォーマンスの向上は露骨だった」とヘルムート・マルコは語る。

「特定のラップでだけ常にそれがあった。だが、今年はそのようなことは起こらないと思う」

「不正行為が再び疑われる場合、我々は間違いなく抗議するだろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / スクーデリア・フェラーリ