レッドブル 「2020年のホンダのF1エンジンはすでにベンチテストで稼働」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年型のF1エンジンがすでにベンチテストで稼働していることを明らかにした。

今年、ホンダのワークスF1エンジンに切り替えたレッドブルは、2019年もトップ3の座を維持したが、2020年はマックス・フェルスタッペンとのタイトルを明確に狙っている。

ヘルムート・マルコは「2020年は言い訳はできない。終了したばかりのシーズンから多くのことを学んだ。ホンダのF1エンジンのパワーはトップであり、ベンチマークとなるドライバーがいる。良いシャーシを作るかは我々次第だ」

レッドブルは、新車の開発が遅れる傾向にあるが、ヘルムート・マルコは、2020年のレッドブル・ホンダの準備が順調に進んでいると説明した。

「通常よりも14日早くエンジンがテストベンチで稼働しているのは初めてのことだ」とヘルムート・マルコは説明。

「我々はこれまでにないほど素晴らしいコンセプトで準備された新しいシーズンに入る」とヘルムート・マルコは付け加え、エイドリアン・ニューウェイと彼の技術チームがRB16で遅れる恐れを払拭した。

今年、レッドブル・ホンダはRB15のパフォーマンスを解放するのに時間がかかり、マックス・フェルスタッペンがF1オーストリアGPで今シーズン初勝利を収めるまでに9レースを費やした。それまでにメルセデスは8連勝し、そのうちルイス・ハミルトンが6勝を挙げている。

RB15がスイートスポットを掴んだ頃には、チャンピオンシップは終わっていた。残りのシーズンは、メルセデスとルイス・ハミルトンにとっては形式的なものだった。

その後、マックス・フェルスタッペンは6回の表彰台、ドイツとブラジルで2勝を挙げた。

一方、2021年以降のF1におけるホンダの将来は不透明となっている。レッドブルとホンダも2020年以降にパートナーシップが続くことを確認する控えめな声明のみで多くを明らかにしていない。

マックス・フェルスタッペンは「そうだね、来年の計画も見ている。でも、もちろん、他の人が何を考え出すかを待つ必要があります」とコメント。

「しかし、もちろん、タイトルのために戦いたいので、来年の初めから競争力を発揮できるように全力を尽くすつもりだ。タイトルのために戦えることを願っている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1