F1 レッドブル
レッドブルは、F1スペインGPでモーターホームを14年ぶりに完全リニューアル。木造建築を特徴とした“F1ホルツハウス”と呼ぶ新しいエナジーステーションを導入する。

レッドブルのモーターホームは、2005年のサンマリのGPで導入されてからの14年間、エナジーステーションの名前で親しまれてきた。

木造の“レッドブル・ホルツハウス”は、MotoGPのモーターホームとして使用されており、昨年、3連戦の真ん中として開催されたF1オーストラリアGPで1回限り使用されていた。

そこで大きな成功を収めてことで、レッドブルは、今年、F1でもレッドブル・レーシングとトロロッソのために新しいモーターホームを建てることを決定した。

新しいエナジーステーションは、1221平方メートルと初代のものより27%大きな床面積となる。25人のスタッフによって2日間で組み立てられ、エアコンの必要性をなくすることを意図した自然な対流設計を採用している。

レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「2005年のサンマリノGPでレッドブルエナジーステーションを導入することで流れを変えた。過去14シーズンにわたり、エナジーステーションは何度かの改築を経てきた。最初はトロロッソの到着によって2つのF1チームを収容するために改築され、その後、我々の要求の変化を満たすためにアップグレードされてきた」とコメント。

「今週、我々はオーストリアでホルツハウスとして良く知られている新しいエナジーステーションを発表することで再び流れを変えることになる。我々とトロロッソの現在と将来のニーズを満たすように設計されており、F1パドックにシュタイアのアルプス山脈の雰囲気を漂わせる持続可能な構造となっている。古いエナジーステーションのドラマを見れば、うまくいくだろう!」

トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは「ヨーロッパシーズンの初戦のためにヨーロッパに戻ることを嬉しく思っているし、さらにエキサイティングな機会となることを期待している」とコメント。

「スクデーリア・トロロッソは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングとともにF1界に新しいエナジーステーションを公開することにワクワクしている」

「F1パドックで目を引く光景であり、我々の新しいホームは1200平方メートルをカバーし、以前のエナジーステーションよりもはるかに広いスペースを有している」

「このような広いレイアウトは、両チームに温かく、最先端の作業環境を提供する。それは午前中にトラックに行くことに追加のインセンティブをもたらすだろう」

「特にサーキットで多くの時間を過ごす我々のチームメンバーのことを考えれば、士気を高く保つことは非常に重要であり、このような素晴らしい構造を持つことで、彼らみんながハッピーになることが保証される」

「また、我々のゲストが快適で歓迎されていると感じることも重要だ。そのために新しいエナジーステーションはオーストラリアのシュタイア産のカラマツ材がふんだんに使用され、居心地の良いキャビンの雰囲気を醸し出している」

「それに加え、エネジーステーションのオープンフロアプランは快適な雰囲気を提供する。ヨーロッパでの新しいホームとなる新しいオフィスをセットアップして、バルセロナでエキサイティングなレース週末にいなることを願ってスタートするのが待ち切れない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング