F1 レッドブル・ホンダ
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1アゼルバイジャンGPの決勝でピエール・ガスリーがドライブシャフトの故障でリタイアしたことで予防的な対応を取らざるを得ず、マックス・フェルスタッペンの3位表彰台への挑戦が制限されることになったと述べた。

ピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、6番手まで挽回を見せていたが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

ちょうどマックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルとのギャップを縮めてプレッシャーをかけているところだったが、ピエール・ガスリーのマシンがストップしたことでバーチャルセーフティカーが導入された。

バーチャルセーフティカー後、マックス・フェルスタッペンはタイヤの温度とグリップに苦しんでセバスチャン・ベッテルから離されることになったが、レッドブル側もガスリーと同じトラブルが発生することを避けるためにバックオフするよう指示していた。

「再びタイヤをウオームアップすることに少し苦労していたが、ピエールに故障が発生していたため、あまり多くのリスクを負いたくなかった」とクリスチャン・ホーナーは説明する。

「ドライブシャフトの破損だった。理由はわかっていない。そのため、マックスに不要なリスクを負わせたくなかった」

「彼は3戦連続で4位であり、表彰台まで1つ届かないときは常にフラストレーションを感じるものだが、今日の彼は力強いレースをしてくれたと思う」

マックス・フェルスタッペンは、レース序盤でワイドに走行していたターン16の立ち上がりで縁石を避けるよう指示されていた。

「ドライブトレインにあまりエネルギーをかけないように少し弱めてもらうことにした」とクリスチャン・ホーナーは語る。

「明らかにVSCまで彼はかなりいい状態だったと思う」

マックス・フェルスタッペンは、表彰台への主な妨げとなったのはVSC期間中にタイヤの温度が下がったことが要因だったと感じている。

「そのスティントで7~8秒くらい縮めていたし、すべてがい感じだった。でも、バーチャルセーフティカーが入るとすぐに多くの温度を失った」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「僕たちのクルマはタイアの温度に対してもう少し敏感なように思える。とにかくうまく処理できなかった」

「その後ははるかに難しくなった。かなりスライドしていたし、ここではグリップ力がない場合はリスクを冒すことができないし、多くのラップタイムを失うことになった」

マックス・フェルスタッペンは、この問題は基本的なレッドブルの弱点ではなく、バクーの路面状況固有のものであると考えている。

「すでに滑りやすかったし、このトラックだけのことだと思う。僕たちはまだ対処できていないように思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

マックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルの5.7秒後方でフィニッシュ。2台のフェラーリ勢の間に割って入った。
フェルスタッペンの後ろでフィニッシュしたシャルル・ルクレールは、レース終盤にソフトタイヤに交換してファステストラップを記録している。

クリスチャン・ホーナーは、ボーナスポイントを狙うことはマックス・フェルスタッペンにとって選択肢ではなかったとし、それはピエール・ガスリーの故障によって用心深いままでいたことも理由のひとつだったと述べた。

VSC期間中のピットストップを検討したかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「それが普通のセーフティーカーであれば、ピットストップを行っていたかもしれない」とコメント。

「だが、VSCであるため、実際にはあまり意味はなかった。ファステストラップを狙うための新しいソフトタイヤはなかった」

「それで信頼性も考えて、1ポイントのためにドライブシャフトに余分な負荷をかけたくはないと思った、我々の12ポイントが犠牲になるかもしれなかった。あまり意味のないことだった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP