F1 ピエール・ガスリー
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1オーストラリアGPの予選Q1でピエール・ガスリーが敗退したのは“戦略担当者の馬鹿げたミス”だったとしてガスリーに謝罪した。

レッドブル・ホンダでの初の予選となったピエール・ガスリーだが、まさかのQ1敗退を喫して17番グリッドに沈む悪夢のようなセッションを過ごすことになった。

レッドブル・ホンダは、Q1でソフトタイヤでの1回だけのアタックをする作戦だったが、路面の改善が大きく他のドライバーが2回目の走行でタイムを大きく更新。マックス・フェルスタッペンも10番手でQ1を突破している。

ヘルムート・マルコは、レッドブルがカットオフタイムと“2セット目のタイヤがどれくらいもたらすか”を誤算していたと語った。

「我々の戦略担当者の馬鹿げたミスであり、我々はこのような馬鹿げたミスをしてしまったことを彼に謝罪しなければならない」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

レッドブルがQ1で姿を消したのは、マックス・フェルスタッペンがクラッシュによってセッションに参加できなかった昨年のモナコGP以来となる。

当初、ピエール・ガスリーは、マックス・フェルスタッペンがタイムを更新するまでチームメイトにおり、レッドブルの二人は0.144秒差3番手と8番手につけていた。

レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーがフェルスタッペンと同じように2回目のアタックを行ったが、チームメイトが重要な改善を果たしたのに対して“速くなかった”と語った。

「我々は彼を通過させるために1セット目のタイヤセットに頼っていた。残念ながら、彼にはそれは起こらなかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「後知恵でもう1セットのタイヤを使うべきだったというのは簡単だ」

「もちろん、すべてが非常にタイトだったし、彼にとって最初の予選ではフラストレーションを感じるものとなったが、明日は彼がそこから力強いレースをしてくれると確信している」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストラリアGP / ピエール・ガスリー