F1 レッドブル
レッドブルのオーストラリアGP予選は、2人のドライバーで明暗が分かれた。

母国グランプリとなったマーク・ウェバーだが、Q2セッションでコースオフしクラッシュ。赤旗の原因を作ってしまった。

一方、デビッド・クルサードは順調にQ3まで進出し、8番手グリッドを手に入れた。

デビッド・クルサード (8位)
「特にプライムタイヤでの走行がトリッキーだった。レースで2種類のタイヤをどのように選択するかは、ドライバーによっていくつかのバリエーションが出てくるだろう。今日は10位以内に入ることを予想していたが、もう少しアタックできると感じることができるクルマだったら良かった。プッシュするとバンプでクルマがかなり不安定になった。今は明日のスタートラインのことしか考えていない。トラクションコントロールなしのレースで何が起きるか、楽しみだよ」

マーク・ウェバー (15位)
「クルマの前方右側にトラブルが発生した。良いことじゃないよ。ターン1で変な感じがしたと思ったが、予選セッションの最中だったので、そのままプッシュし続けた。でも、ターン6で何かが壊れた。それで終わり。すでにグラベルに突っ込んでいた。このサーキットはオーバーテイクが本当に難しいから、普通のレースならポイント獲得はほとんど無理だ。でも、ベストは尽くすよ」

クリスチャン・ホーナー
「ブレーキの問題ではないかと疑っているが、ホーム・グランプリでこんなことになって、マークは残念だった。明日のレースは大変だろうと思うが、昨日のプラクティスのペースを考えると、良いレースが戦えるのではないかと思う。デビッドは2回の予選セッションを通して良く順位を上げた。Q3では最後のタイヤでのバランスに納得できずに、8位で予選を終えることになった。もっと良くなる可能性もあるが、シーズン開幕戦をトップ8からスタートできるのだから、素晴らしい結果だと思う」

ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
「期待できるクルマだ。マークには小さなトラブルがあったが、デビッドがクルマのスピードとパッケージが成功であることを証明してくれた。冬のテストでも高い信頼性を見せていたので、レースにもかなり自信を持っている。この気温なのでレースはとても厳しいものになるが、ルノーエンジンは熱にも対応できるように良く設計されている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストラリアGP