F1 レッドブル・レーシング
レッドブル・レーシングは、ダニエル・リカルドとの交渉がうまくいかない場合、カルロス・サインツをルノーから呼び戻す意向であることを改めて明らかにした。

F1キャリアのすべてをレッドブル・プログラムの一員として過ごしてきたダニエル・リカルドだが、2018年末で現在の契約は期限を迎えることになる。

28歳のダニエル・リカルドは、次のF1契約はワールドチャンピオンを目指すうえで“最大の決断”になると認めており、F1でワールドチャンピオンを争うためのツールを与えてくれるチームにいることを熱望している。

2019年にはメルセデスとフェラーリに空席ができる可能性があり、かねてからダニエル・リカルドの移籍の可能性が噂されている。

最近、レッドブルはダニエル・リカルドに対して、2018年以降もレッドブルに残留するかどうかを決定するための最終期限を設定したと噂されているが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはリカルドとの契約更新がまとまらなかった場合にもカルロス・サインツが控えているから問題はないと示唆した。

「今後も彼には我々と一緒にいてほしいと思っている」とクリスチャン・ホーナーは CNN にコメント。

「だが、それが不可能な場合でも、我々には他にも良い選択肢がある。我々にはジュニアプログラムに優れたドライバーがいる。カルロス・サインツは現在ルノーにいるが、彼はまだ我々との契約下にある」

一方、カルロス・サインツは現在の焦点はルノーであり、2019年にレッドブル・レーシングに移籍する可能性については考えていないと語っている。

「現時点で僕の契約状況について秘密はないと思う」とカルロス・サインツは Sky Sports にコメント。

「個人的に、2019年について考えるのは馬鹿げていると思う。特にまだ2018年シーズンも始まっていないからね」

「ルノーが僕に示してくれた信任は、このプロジェクトに100%集中する価値があると思うし、僕は永遠にここにいるつもりで仕事をしている。僕は彼らにすべてを与えてるし、僕にできるすべての意見を伝えている。来年のことに関してもね。2019年については考えてさえいない」

また、クリスチャン・ホーナーは、メルセデスのルイス・ハミルトンがレッドブルに電撃移籍する可能性もないとは言えないと語る。

「ルイスの契約も期限切れになる。彼がメルセデスを去るとは考えにくいが、絶対にないとは言いきれない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング