マックス・フェルスタッペン メキシコグランプリ
レッドブルは、F1メキシコグランプリの決勝で、マックス・フェルスタッペンが優勝。今季2勝目、通算3勝目を挙げた。ダニエル・リカルドはMGU-Hの故障によりリタイアを喫した。

マックス・フェルスタッペン (優勝)
「素晴らしい勝利、楽しい表彰台、オランダ人のDJとオランダ人ドライバーという素晴らしい組み合わせだった。レースのスタート自体はあまり良くなかったけど、それによってセバスチャンからトウを得ることができた」

「ちょっとアグレッシブではあったけど、ターン1でアウトサイドを回って前に出ることができたし、そこからはとにかく自分のレースを展開した。僕のキャリアで最も楽なレースだったと言っても過言ではないと思う。昨日はポールを逃したと感じていたし、今日は結果を出そうという高いモチベーションで挑んだ。表彰台を獲得しただけでなく、優勝できたのは素晴らしい結果だ。確実にクルマをホームにもたらせるように僕たちはペースを落ち着かせて、エンジンの出力を下げていたけど、終盤はクルージングしていた。今週末に僕たちが示したロングランのペースを研究していたので、今日はクルマはいいと自信を持っていた。低速でグリップが低いこのトラックは、僕たちのクルマに適している。オースティンでさえ、僕たちにはバランスとペースがあったけど、グリッド後方から巻き返さなければならなかった。クルマに正しいバランスを得ることができれば、僕たちにとって速いラップタイムを刻んで、それを維持するのは簡単なことだ。このような仕事を続けて、来シーズンにもっと良いスタートを切ることができれば、僕たちは素晴らしい結果を達成できると思う。メキシコの表彰台に上がるのは特別なことだ。ファンは本当に情熱的だし、スタジアムセクションの雰囲気は他のどこにもない。去年逃していた埋め合わせができた。1周目にクルマで言ったように、本当に素敵だった」

ダニエル・リカルド (リタイア)
「スタートでは、自分にできることをやったし、かなり接近することができた。多くのことが起こっていたけど、素早く前進できたと思う。午前中、ヘルムートに1周目には7番手まで順位を上げられると思うと話していたけど、実際にそこにいたし、すべたがかなりいい感じだった。6周目にターボが変な音を出し始めて、パワーがなくなった。ピットに戻ることはできたけど、明らかにレースは終わっていた。金曜日はいい感じだったけど、昨日の午後に状況が悪化して、今日は最悪になった。僕たちは昨日の夜に新しいパワーユニットを搭載したけど、MGU-Hの故障が疑われている。エンジンに根本的ななにかが起こっているように思うし、僕たちは過去数年ここに来ているので、サプライズはあってはいけない。標高と気温はうまくやりこなすのは本当に難しいことだと思うけど、僕たち数人にとってはかなり酷い週末だった。また早期にリタイアすることになってしまい残念だ。これはシーズン序盤にマックが経験していたことだと思うし、楽しいことではない。今はとにかくブラジルで多くのペナルティを受けないことを願っている。どうやって笑顔を作ればいいかわからないし、心のなかが傷ついているのは確かだけど、僕には何もできなかったし、状況は変えられない」

クリスチャン・ホーナー (レッドブル チーム代表)
「まずは4回目のワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハイルトンと彼のメルセデスチームに心からおめでとうと言いたい。我々はそれを達成することがいかに難しいかを知っている。彼はイギリス史上最も成功を収めたドライバーだ。だが、今日はマックスの日だった。良いスタートを切った後、彼は最初の数コーナーで勇敢だったし、リードを築くために接戦を演じた。そして、それ以降は、彼の3回目のグランプリ勝利をかなり快適に獲得するために本当に支配的だったし、レースをコントロールしていた。逆にダニエルにとっては非常に残念な一日だった。我々はあのようなシナリオを避けるためにペナルティを受けたが、残念ながら、MGU-Hが故障したようだ。彼はリタイアするまでに7番手まで順位を上げていたし、表彰台は確実だっただろう。フラストレーションしか感じないが、メキシコシティでのマックスの勝利で味わうつもりだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1メキシコGP