セバスチャン・ベッテル
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルがF1メキシコGPの決勝レースで、レースディレクターのチャーリー・ホワイティングに罵声を浴びせたことで処罰を受けないようなら「驚きだ」と語っている。

セバスチャン・ベッテルは、ポジションを譲らなかったマックス・フェルスタッペンに苛立ち、チーム無線でチャーリー・ホワイティングに暴言を吐いた。レース後にベッテルはそれを謝罪している。

だが、クリスチャン・ホーナーは「どんなスポーツであっても、レフェリーを罵ってはならない」とコメント。

クリスチャン・ホーナーは、FIAがこの出来事を調査して「戒告がなかったら意外だ」と述べた。

セバスチャン・ベッテルは、危険なレーシングをしたと判断されて10秒加算ペナルティを科せられ、メキシコでの表彰台フィニッシュを取り消された。

セバスチャン・ベッテルは、2015年にレッドブルからフェラーリに移籍してから3勝しており、メルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグに次ぐ総合3位になった。だが、今年はまだ1勝もしておらず、総合順位は4位である。

クリスチャン・ホーナーは「我々のチームにいたときの態度ではなかった。明らかに彼は苛立ちを声に出しており、誰もがそれを聞くことができる」と述べた。

レッドブルの元チームメイト、ダニエル・リカルドは、フェラーリでベッテルが成功していないことが、罵声の一因かもしれないと示唆しており、ヘルムート・マルコは“4度のワールドチャンピオンらしからぬ暴言”だと苦言を呈している。

FIAは、セバスチャン・ベッテルに罰金あるいは次戦のブラジルGP出走取り消しを科すかもしれない。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セバスチャン・ベッテル