デイモン・ヒル
デイモン・ヒルは、バルセロナでレッドブル RB6をドライブ。1999年にF1を引退して以来となるF1カーのステアリングを握った。

1996年のF1ワールドチャンピオンであるデイモン・ヒルは21日(日)、ワールド・シリーズ・バイ・ルノーのイベントに出席。同シリーズのフォーミュラ・ルノー・ユーロカップには、息子のジョシュア・ヒルが参戦している。

デイモン・ヒルが、F1カーを走らせるのは、ラストレースとなった1999年のF1日本GP以来となる。

「ルノーにジョシュアがレースをしているので行くつもりだと話をした。そこから雪だるま式に話が膨らんで、最終的にレッドブルをドライブすることになった」とデイモン・ヒルは AUTOSPORT にコメント。

「実際、断ることはなどできないよね? ルノーとレッドブルに心から感謝したい」

先月、ウィリアムズ時代のチームメイトであるアラン・プロストもポールリカールのワールド・シリーズ・バイ・ルノーのイベントでレッドブル RB6を走らせている。

「アランがドライブした後、彼と話をした。彼が93年に引退したときから状況はちょっと進んでいるが、クルマは私が99年に乗っていたものとかなり似ている」

「ハンドクラッチのようなものは、すでにジョーダンでにあった。クルマは微妙に変わっているが、基本的には同じものだ」

「レースではないし、チャレンジでもなかった。テストをしたわけではない。単純に自分自身のための経験だったし、楽しむためのものだった」

またデイモン・ヒルは、シーズンを通して多くのデモ走行を実施しているルノーとレッドブルに敬意を表した。

「彼らがやっていることをは素晴らしいことだ。多くの観客が観てくれたし、その多くは我々のスポーツをそれほど密接にフォローしていないだろう。彼らは我々のスポーツを広めてくれている」

「レッドブルが数周走ることでファンにスポーツ全体を売り込める。年配の方もいる中で、彼らのためにマシンが数周走るところを見せられた。彼らがもっと広くこのスポーツをフォローするきっかけになることを願っている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング