レッドブル:セバスチャン・ベッテルが圧勝 (F1オーストラリアGP)
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セバスチャン・ベッテルが、昨日の予選に続き、異次元の速さを見せた。ポールポジションからスタートしたベッテルは、オープニングラップから集団を大きく引き離し、そのままトップを独走。レースを完全にコントロールした。
一方、マーク・ウェバーはタイヤに苦しみ、ピットストップで後退。5位でレースを終えた。
セバスチャン・ベッテル (1位)
「とても嬉しい。とてもよい週末だったし、今日の午後は非常に素晴らしいマシンがあった。良いレースだった。終盤には少し落ち着いた。ルイスはあまりハードに攻めてこなかったので、レース終盤はコントロールしようとした。今日は簡単だったとは思わない。スタートが重要だったし、僕はクリーンな側にいたのでとても良いスタートがきれた。それで十分だったかどうかはわからないけど、ルイスとマークがポジションを争っているのが見えた。1周目で差をつけることができたし、最初のスティントではそのギャップを維持しようとした。タイヤがダメになったとき、ルイスが追いついてきたのでピットインした。あれ以上走れなかったので正しいタイミングだったと思う。最初のピットストップのあと、ジェンソンを捕えることがかなり重要だったし、それができた。重要だった。レース後半は、後ろのルイスがプレッシャーを受けていたかどうかはわからなかったけど、レース終盤はよりコントロールできた。今日は多くのことを学べた。長い冬を終え、ここに来てペースを設定できてよかったよ」
マーク・ウェバー (5位)
「今日は速くなかったし、昨日の予選でもそれは同じだったので、理由を理解する必要がある。今日僕にできることはあまりなかった。ピットストップ中にフェルナンド(アロンソ)にポジションを奪われてしまった。そういうことさ。とてもフラストレーションを感じた。マシンに何ができるかという点で、セブはよいレースをしたけど、僕が上位のリズムに匹敵できないのは普通ではない。彼らに付いていけるはずだったけど、今日はかなり後ろでフィニッシュした。タフなレースだったし、できる限りハードにプッシュしたけど、あまり取り戻すことができなかった。こんなに後ろでフィニッシュするのは本当に普通ではないけど、冷静に考えよう。これは開幕戦だ。マレーシアに行くのを楽しみにしている。もう明日レースだったらと思っているよ。今日はセバスチャンとは違うレースをしていたので、違うことをしなければならなかった。僕は彼よりもずっと早くにタイヤにトラブルを抱えていたので、その理由を調査しなければならない」
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