レッドブルエアレース 室屋義秀 空のF1
レッドブルエアレース・ワールドチャンピオンシップの第2戦がアメリカ・サンディエゴで行われ、室屋義秀が2度目の優勝を果たした。

昨シーズン第3戦の千葉で涙の初優勝を遂げて以来、室屋義秀はしばらく勝ち運に見放されてきた。室屋義秀の優勝はもちろん、表彰台に立つのも、そしてファイナル4に進出するのも、昨シーズンの第3戦以来のことである。

ファイナル4に1番手として登場した室屋義秀はいきなり58.529秒の好タイムを記録して後続にプレッシャーをかけることに成功。彼の特長であるスムースなラインと集中力が結果に繋がった。

「とても嬉しいです」と室屋義秀はコメント。

「アブダビで結果を出せなかったので、チームはサンディエゴに向けてハードワークを重ねてきました。フリープラクティスの1本目から安定したフライトができていました。ペースを上手くキープできたと思います。同じラインと同じ戦略を続けました」

「今回の優勝は千葉での優勝とは少し違います。通算2勝目ですし、前よりも強くなれているという感触があります。チームと家族が助けてくれているおかげで落ち着いてレースに取り組めているので、彼らには感謝しています」

「第3戦千葉は自国開催ですし、大事なレースになるので、今回の優勝は大きな弾みになります」

レッドブルエアレース・ワールドチャンピオンシップ 2017シーズンは、第2戦終了時点で6人のパイロットが表彰台を記録するという混戦模様を呈しており、ワールドチャンピオンになるチャンスはまだ全員に残されている。第3戦千葉も激しいレース展開になるだろう。



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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング