RB F1チーム代表 「リカルドが好むマシンの開発に最善を尽くしている」
RB F1チーム代表のローラン・メキースは、ダニエル・リカルドが改善し、来季シートを争えるようにチームは「最善を尽くしている」と明かした。

ダニエル・リカルドはチームメイトの角田裕毅よりも10ポイント少ないポイントしか獲得できず、残念なシーズンを送っている。角田裕毅はすでに来年の新契約を獲得している。

レッドブル・ファミリーはリカルドに新たな契約を提示していないが、リカルドは姉妹チームで今シーズンの残りを戦うことを確認している。

今シーズン、リカルドは速さの片鱗を見せ、シーズンが進むにつれて成長しており、メキエスは「リカルドがマシンに慣れてくると、彼は最も強さを発揮する」と指摘している。

「レース1、レース2、レース3、レース4など、いずれのレースでも、我々との差を確実に縮めてきた」とメキースはRacingNews365に語った。

「つまり、ダニエルがその差を縮めてきたということだ。彼は、コンディションが整えば、我々が望むかつてのダニエルに戻れることも示している」

カナダグランプリは、F1で8勝を挙げているリカルドにとって特に良い週末となった。RB F1チームのために素晴らしい8位入賞を果たした。

しかし、メキースが指摘するように、リカルドはマイアミのスプリントレースでも4位入賞を果たしている。

「皆さんはカナダのことを言っているが、その前にマイアミもあった。他にも彼が非常に強かったレースがいくつかある。マイアミやカナダのように非常に目に見える場合もあれば、そうでない場合もある」

「では、彼は成功できるだろうか? できる。我々はチームとして、彼をできるだけ頻繁にこのようなスイートスポットに置けるよう、最善を尽くしている」

「常に成功するわけではないが、彼が好むタイプのマシンに乗せれば、カナダやマイアミでの走りを見せてくれるだろう」

RB・フォーミュラワン・チーム

リカルド最大の脅威
ダニエル・リカルドは、シーズン残りの10レースでパフォーマンスを向上させるようプレッシャーを受けている。リザーブドライバーのリアム・ローソンは昇格を熱望している。

ローソンはフルタイムのシートを辛抱強く待ち続け、2023年に経験豊富なドライバーがザントフォールトでクラッシュして手を骨折してしまったため、リカルドの代役として数レースで素晴らしい走りを見せた。

リザーブドライバーのローソンはRBのガレージやピットウォールでメキースとよく一緒にいる姿が目撃されており、メキースは可能な限りローソンをチームに含めるようにしている。

「彼は非常に才能のある若いドライバーであることを我々は強く意識している」とメキースは指摘した。「彼はこれまでのキャリアで何度もそれを証明してきました。特に昨年は、ダニエルに代わって土壇場でレースに飛び乗らなければならなかった」

「だから、我々は皆、リアムにチャンスを与えたいと思っている。なぜなら、我々は彼のポテンシャルを見ているし、それを活かさない手はないからだ。我々は、できる限りチームの活動に彼を関与させようとしている」

レッドブルは、ローソンと彼の将来に関する発表を9月に行うことを確認した。メキースは、この若きスターを失いたくないと考えており、来季の選択肢として確実にあると強調している。

「もちろん、我々は皆、彼を車に乗せる方法を見つけようとしている」とメキースは付け加えた。「彼は、我々が次に何をすべきかという方程式の一部になるだろう」

「なぜなら、そのような才能を道端に置き去りにしたくないのは疑いのないことだからだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB / ダニエル・リカルド