F1引退のキミ・ライコネン、カワサキのワークスMXGPチームの代表に就任
F1から引退したキミ・ライコネンが、FIMモトクロス世界選手権(MXGP)にワークス参戦するカワサキ・レーシング・チームのチーム代表に就任することが電撃発表された。

非常にバイクが好きで余暇によく乗っている自称モトクロスファンのキミ・ライコネンは、FIMが主催するモトクロス世界選手権でカワサキのファクトリーチームを指揮する。

「僕にとって、長年の人生における大きな情熱の1つがモトクロスだったことは周知の事実だ」とF1で通算349戦をスタートした後、先月F1を引退したキミ・ライコネンは語った。

「しかし、このチームは趣味と呼ぶものではないかもしれない。それは非常に真剣で、非常に集中していて、僕たちは可能な限り最高になることを目指している」

キミ・ライコネンは、カワサキ・チーム・グリーンのチームプリンシパルに指名されているが、MXGPの日々の運営は、仲間のフィンランド人である元モトクロス優勝者のアンティ・ピルホネンが担当する。

「レースを引退した今、このプロジェクトにより多くの時間を費やすことができるだろう」と2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは付け加えた。

「日々の運営には関わらないけど、チームがどのように機能し、何が世界の舞台で成功を生み出すかについて、自分の経験を生かして、戦略的な観点からより多くのことを行っていく!」

「カワサキが僕たちをファクトリーチームに選んだことを、僕を含めて誰もが喜んでいる。直接のファクトリーサポートがあれば、成功の可能性は常に高いことを僕は知っているので、これはMXGPの新しいカワサキ・レーシングチームとしての僕たちにとって素晴らしい機会になる」

MXGP カワサキ・レーシング・チーム

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン