F1 キミ・ライコネン アルファロメオF1
キミ・ライコネンは、F1バルセロナテスト初日は“非常にポジティブ”だったと語り、アルファロメオF1チームが昨年のザウバーから“大きな進歩”を果たしたと考えている。

キミ・ライコネンは、5年間F1を戦ったフェラーリを離れ、今年ザウバーのF1エントリーのチーム名称を引き継いだアルファロメオ・レーシングに移籍した。

キミ・ライコネンは、昨年アブダビで開催されたポストシーズンテストでザウバーの2018年F1マシンを運転しており、バルセロナで月曜日に運転した新車C38は昨年マシンから大幅な進歩を遂げていると語った。

今年、アルファロメオ・レーシングの新車C38は、フロントタイヤ前からフラップを省いた確信的なフロントウイングが話題を呼んでいる。

アルファロメオ・レーシング C38で114周を走行して5番手タイムで終えたキミ・ライコネンは「とてもポジティブだった」とコメント。

「すぐにはクルマにあまり多くのことはしないものだし、とにかくいろいろなことを試そうとしている。実際、とても満足している。冬の間にみんながとても良い仕事をしたと思うし、僕たちには取り組んでいけるパッケージがある。もっと良くしていくことができる」

「すべてが正常だと感じたし、昨年末に試したザウバーのクルマと比較して、大きなステップを果たしているのは確かだ」

アルファロメオ・レーシングとしての新たな船出となったが、キミ・ライコネンは開始8分でターン5でコースアウトして赤旗の原因となった。終了間際にも未知のトラブルでコース上にマシンを停めている。

だが、キミ・ライコネンは、“冬から学ぶるものは何もなように思えた”ので早めに切り上げたと冗談交じりに語った。

「寒いコンディションでスタートするのはいつだって難しい。でも、それ以外はすべてがスムーズに進行した。クルマはとってもポジティブだ。まだ初期段階だけど、ここまではいい感じだ」

アルファロメオ・レーシングのチームプリンシパルを務めるフレデリック・バスールは、キミ・ライコネンの序盤のスピンがチームの当初に計画に影響を与えることはまったくなかったと語る。実際、キミ・ライコネンがグラベルにはまってからわずか37分後にアルファロメオ・レーシングは走行を再開している。

「このような日は、パフォーマンスに集中する必要はな。最も重要なことは、プランを進めていくことだ」とフレデリック・バスールはコメント。

「前もって明確な計画を立てていし、我々は一日を通してそれを貫いた。パフォーマンスは無関係だとは言いたくはないが、燃料の量やエンジンのセットアップなどは誰にもわからない」

「比較するのではなく、自分たちの仕事に集中し、自分たちがやっていることに集中し続ける必要がある。そのために我々には21レースがある」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / アルファロメオF1チーム