F1 キミ・ライコネン フェラーリ
今週末のF1アブダビGPがフェラーリでの最後のレースとなるキミ・ライコネンだが、“悲しむ理由はない”と語る。

フェラーリは、2019年のドライバーとしてキミ・ライコネンに代えてシャルル・ルクレールの起用を決定。来季からライコネンは2001年にF1デビューを果たしたザウバーで現役を続行することになる。

フェラーリは水曜日にキミ・ライコネンにサプライズでお別れパーティを開催。しかし、フェラーリを離れることを悲しくは思わないとキミ・ライコネンは語る。

「今回がフェラーリとの最後のレースだ。興奮しているし、良い週末にしたいと思っている。でも、現時点でシーズンの他のレースとまったく違いは感じていない」とキミ・ライコネンはコメント。

「チームを離れるけど、すでに一度経験しているし、新しいことではない。僕たちはあらゆる点で非常に緊密な関係を築いている」

「昨夜、チームは僕のためにパーティーを開いてくれた。本当に嬉しい驚きだった。チームのみんなと一緒に過ごせたのは素晴らしいことだった。彼ら全員が僕の努力に感謝してくれていることがわかってとても嬉しかったし、僕も彼らみんなに感謝している」

「悲しむ理由はない。僕たちは2つの異なる時期に一緒に素晴らしい時間を過ごしてきた。僕たちは友人のままだ。いずれにしろ、パドックで多くの人と顔を合わせることにいなるし、それほど大きな変化はない。僕たち両方が新しいことに向かっている。エキサイティングだと思うけど、チーム、素晴らしい人々と良い時間を過ごしてきた」

「難しい時期もあったけど、それもビジネスの一部だし、そういうものだと思う。それがさらに良いものにしてくれたとさえ思っている。僕たちは一緒にドライバーズ選手権と2度のコンストラクターズ選手権を獲得した。多くの人々が達成できることではなので、その一員であったことをとても嬉しく思っている。それ以上は求められない。達成できたことを嬉しく思うし、素晴らしいことを達成したと思っている」

「僕たちは別々の道に進むことに満足している。お互いに遠く離れるわけではないし、僕たちがやってきたことを続けていくだけだ。2014年にフェラーリに戻って以来、僕たちは長い道のりを歩んできた。僕たちは大きな前進を遂げてきたし、今では間違いなく全てが正しい方向に進んでいる」

「まだ改善する必要がある部分はいくつかあるけど、それは全てにおいて同じことだし、仕事が終わることは決してない。僕たちは常に良くなろうとしているからね」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ