キミ・ライコネン フェラーリ F1
フェラーリのキミ・ライコネンは、2018年にタイトル争いに加わるためには今年よりも強力なスタートを切りたいと語る。

今年、フェラーリは開幕6戦でセバスチャン・ベッテルが3勝と3度の2位という好調なスタートを切った。一方でキミ・ライコネンは開幕3戦で表彰台に立つことができず、第5戦スペインでリタイアを喫して、早々にドライバーズ選手権で遅れをとることになった。

その後、復調して最終戦でダニエル・リカルドを抜いてドライバーズ選手権4位でシーズンを終えたキミ・ライコネンは、2018年はもっと良い状況をスタートを切りたいと語る。

「当然、毎年チャンピオンシップウィナーは一人だけだし、残りはそれほど幸せではない」とキミ・ライコネンは RACER にコメント。

「クルマがそのレベルではなく、勝利を期待できないチームもいるけど、トップチームの一台に乗っているときは常に勝ちたいものだし、勝てなければ、かなり落ち込むものだ」

「何が起こったのかは関係ない。一年がどのように展開したかには多くの理由があるし、1つの理由だけではない。最終的には幸せ者はひとりだけだし、僕たちにとっては望んでいた一年ではなかったと言える。何年にもわたってクルマは十分に強くなかったし、正直、それが勝てなかった理由だと思う。でも、今年は僕たちは4位だった」

「来年、僕たちはもう一度トライするし、もっとうまく物事を進めたいと思っている。開幕数戦でもっと力強いスタートを切りたいし、自分たちの思い通りに進められることを願っている。今年のようにDNFがないことが重要だ」

キミ・ライコネンは、近年では信頼性が最終順位により大きな影響を与えていると語る。ライコネン自身、F1マレーシアGPでは2番グリッドを獲得したにも関わらず、エンジントラブルによってスタートを切ることさえできなかった。

「最近のクルマは通常とても信頼性が高いし、他がリタイアすることは期待できない。過去にはそれがもっと頻繁に起こっていたけど、今はリタイアすれば多くの順位を失うことになる」

「僕たちはポジティブなことも得たと思うけど、改善しなければならない小さなこともある。僕たちは大丈夫なはずだし、来年は全員がゼロからスタートするので、テストと開幕戦で自分たちに何ができるかを見てみよう」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ