キミ・ライコネン
キミ・ライコネンが、F1モナコGPへの意気込みを語った。

バルセロナは、チームのための2戦連続となる表彰台でしたね。いかがでしたか?
正直、少し期待外れだった。レースではもう少し強いと思っていた。特に序盤はね。最終スティントはとても良かったけど、それでは遅すぎた。レースでは十分な速さがなかったし、そのために優勝を争うことができなかった。でも、最後は僕たちに良いスピードがあることを示せたと思う。

最後はかなり速かったですよね。フェルナンドを捕えるために何かやれることはありましたか?
僕たちの戦略はレース終盤に速いというものだったし、実際にそうだった。そのような状況にいるときは、レースがもう少し長ければと思うものだけど、長ければ長いで他チームも異なる戦略を使ってくるだろう。できるだけハードにプッシュしたし、ほぼ20秒まで追いつくことができたのは良い気分だったけど、あと数周あればトップを争えていたかもしれないので、ちょっと期待外れな感覚が残った。それがレースだし、少なくともポイントを多くの獲得できた。僕たちは正しい方向に向かっている。

すでに2位と3位を達成しています。優勝は間近だと感じていますか?
すでに2度表彰台に上がっているのは良いことだ。残念ながら、常にそこにたどり着けるわけではない。チャンスがあれば掴まなければならない。全てのレースでそのようなポジションを争えるわけではないからね。僕たちが今やっていることを続けられることを願っているし、どこかの時点で状況がきとんとうまくいって、そこにたどり着けると確信している。これまで僕たちは良い前進を果たしているし、マシンはどこでも強い。

モナコにむけてはいかがですか?
モナコはちょっと異なるし、どうなるかを言うのは難しい。チームはこれまで良い仕事をしているし、まだやらなければならない作業と改善させなければならないことはある。これまでのところはうまくいっているし、それには満足している。オーケー、勝っていないので100%満足しているわけではない。でも、それはごく一般的なことだし、チームには満足している。

モナコGPをどのように定義しますか?
レースを異なるカテゴリーに入れても無駄なことだ。全てが重要だからね。でも、モナコのように特別なレースはない。うまくやれたときにあそこ以上の感覚を得られる場所はない。モンテカルロ市街地コースでのレースは本当に他のどことも異なる。毎年楽しみにしているチャレンジだ。とても難しいし、クリーンな週末を過ごすのはほぼ不可能だ。

2005年にモナコで勝っていますが、どんな気分でしたか?
一度しかうまくやれたことはないし、優勝すれば本当に素晴らしい感覚が得られる。2005年の優勝は最も忘れられない優勝のひとつだ。再び勝つことができれば特別だろうね。

マシンでのチャレンジは何ですか?
かなりツイスティで狭いトラックだ。あそこで速く走るには、さらに気を引き締めてトラックの全てで集中しなければならない。モナコでの速いラップは本当に素晴らしい感覚を与えてくれる。過去にオーバーテイクはほぼ不可能だったし、あそこで本当にレースを楽しむには一番前にいなければならない。

雰囲気はいかがですか?
モナコは常に特別だ。多くのファンがいて、多くのパーティが催されていて行くのが楽しい場所だ。他のどことも完全に異なる雰囲気だ。

週末へのアプローチは?
予選に集中しなければならない。とても狭いし、オーバーテイクはほぼ不可能なので、レースには難しい場所だ。2009年はルーベンス(バリチェロ)の後ろで動けなかったし、そのあと僕たちはKERSを手に入れたけど追い抜くことはできなかった。タイヤがどのように機能するか、良い戦略があるか確認してみなければならないけど、最も重要なのは予選をうまくやることだ。マシンがモナコでどれくらいいいかを知るのは難しい。特性をシミュレートすることはできないし、今年ここまで訪れたどのサーキットとも異なるからね。E20はどこでも速いので、モナコでも速いことを願っているよ。

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / F1モナコGP / ロータス