F1カタールGP スプリント予選SQ2:角田裕毅は5番手で通過 ハジャーが敗退
2025年F1カタールGPのスプリント予選はSQ2でもマクラーレン勢が圧倒的な速さを示し、ランド・ノリスが1分20秒956でトップ、オスカー・ピアストリがわずか0.049秒差の2番手につけ、チームとして首位を独占した。3番手にはマックス・フェルスタッペン、4番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが続き、上位陣は僅差の争いとなった。レッドブルの角田裕毅は中盤のアタックで強力なタイムを記録し、暫定4番手に浮上。その後サインツやルクレールの更新で5番手となったものの、終始安定した走りで危なげなくSQ3進出を決めた。

一方で、終盤にはドラマも発生した。レーシングブルズのアイザック・ハジャーは11番手付近につけていたが、最後のアタックで一時トップ10圏内に入ったかに見えた。しかし、そのラップタイムがトラックリミット違反で削除となり、最終順位は11番手に降格。これにより、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が10番手で逆転通過を果たした。

■ SQ2敗退
11位 アイザック・ハジャー
12位 オリバー・ベアマン
13位 ガブリエル・ボルトレト
14位 ニコ・ヒュルケンベルグ
15位 エステバン・オコン

ノリスとピアストリの高速バトル、フェルスタッペンとラッセルの接近戦、角田裕毅の確実な通過、そしてハジャーの無念のタイム削除——混戦のSQ2は最後まで緊張感に満ちたセッションとなった。SQ3はトップ勢のタイム差が極めて小さいだけに、さらなる接戦が予想される。

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カテゴリー: F1 / F1カタールGP / F1レース結果