ブレンドン・ハートレー スクーデリア・トロ・ロッソ アメリカグランプリ
ポルシェは、ブレンドン・ハートレーのトロ・ロッソでのF1アメリカGP参戦について“現段階では憶測にすぎない”としながらも、アプローチがあれば、契約上ではそれを妨げることはないとの見解を示した。

トロ・ロッソは、F1アメリカGPと同じ週末に日本で開催されるスーパーフォーミュラ最終戦に参戦するピエール・ガスリーの代役を見つける必要がある。

現在、代役の最有力候補として報じられているのが、ポルシェからWECに参戦しているブレンドン・ハートレー。

ニュージーランド出身のブレンドン・ハートレーは、2009年と2010年にレッドブルの公式リザーブドライバーを務めていた。2008年にはレッドブルで1回のテストに参加し、2009年にはトロ・ロッソで2度のテストを実施していたが、2010年途中にレッドブルのジュニア・プログラムから外されていた。

ポルシェは、基本的にブレンドン・ハートレーが他のカテゴリーでレースをすることを許可している。

ポルシェの広報担当は「現時点ではそのストーリーは憶測にすぎないが、ポルシェの見解からすれば、そのようなリクエストは問題ありません」と RACER にコメント。

「ル・マン後の我々のドライバーの唯一の制約は、彼らはポルシェや他のフォルクスワーゲン・グループのブランドと競合する状況にあってはならないということだけです」

「先週末、ブレンドンがプチ・ルマンでレースをして、最終的に優勝したのはそのケースにあたります」

ブレンドン・ハートレーがF1参戦を果たした場合、ニュージランド出身のドライバーがF1でスタートを切るのは1984年にマイク・サックウェル以来となる。

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カテゴリー: F1 / ポルシェ / トロロッソ / ブレンドン・ハートレー