ポルシェ、718ケイマンの予約受注を開始
ポルシェは、水平対向4気筒エンジンを搭載したミッドシップクーペ『718ケイマン』および『718ケイマンS』の予約受注を4月28日(木)より全国のポルシェ正規販売店にて開始した。なお、2017年モデル左ハンドル車の予約受注については、6月1日(水)から6月30日(木)の期間限定となる。
ミッドエンジンスポーツクーペ、718ケイマンの第4世代は、更なる性能と効果的な外見を得て、魅力を増している。
718ボクスターがジュネーブショーで初披露されてからわずか数週間後、718ケイマンの登場によりポルシェは718モデルシリーズのラインナップを拡大した。911モデルレンジと同じく、ミッドエンジンスポーツカーの718においても初めてクーペの価格がロードスターより低くなった。
718ケイマンに搭載される4気筒水平対向ターボエンジンは、718ボクスターと共通のもので、クーペとロードスターの最高出力は初めて同じになった。ベーシックモデルである718ケイマンには最高出力220 kW (300 ps)の2リッターエンジンが、上位モデルの718ケイマンSには257 kW (350 ps)を発生する2.5リッターエンジンが搭載される。これは先代モデルに対してそれぞれ18 kW (25 ps)増加し、新欧州サイクル(NEDC)による燃費は8.1リッター/100kmから5.7リッター/100kmとなる。
718ケイマンのトルキーな新しいエンジンは、低回転域においてもドライビングの楽しさと優れた俊敏性を約束する。2リッターエンジンは先代モデル比で90Nmアップの380Nmを1,950 rpmから4,500 rpmの間で発生する。市販のガソリンエンジン車では911ターボのみに採用されていたバリアブルタービンジオメトリー(VTG)を備えたターボチャージャー搭載の2.5リッターエンジンは、先代モデル比50Nmアップの420Nmを1,900 rpmから4,500 rpmにおいて発生する。これはドライバーが広いエンジンの回転域で、より大きなトルクを得られることを意味する。オプションのスポーツクロノパッケージを装着したPDK仕様の718ケイマンによる0-100km/h加速タイムは4.7秒で、同仕様のケイマンSでは4.2秒となる。最高速度は718ケイマンで275 km/h、718ケイマンSでは 285 km/hに達しする。
さらなる正確さとスタビリティをもたらす新チューニングのシャシー
718ケイマンの優れたドライビングダイナミクスは、サーキットで活躍したオリジナル718から受け継いだもの。歴史に残るミッドエンジンスポーツカーである718のオリジナルモデルは、その俊敏性を武器にタルガ・フローリオやル・マン24 時間レースなど1950 年代と60 年代に数々のレースで優勝を飾った。718ケイマンでは一新されたシャシーにより、横方向の剛性とホイールの位置決めが向上した。スプリングとスタビライザーのレートがさらに引き上げられ、ショックアブソーバーのチューニングも変更されている。10%ダイレクトな設定のステアリングギア比は、俊敏性とドライビングプレジャーをより高める。0.5インチワイドになったリヤホイールは、新しいタイヤとの組み合わせで、横Gの最大値を高めコーナリングの安定性を改善する。
スポーツクロノパッケージやポルシェ・トルク・ベクトリング(PTV)などのドライビングダイナミクスオプションによって、718ケイマンのスポーツ性をさらにカスタマイズすることができる。ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)をオプションで選択すると車高は10mm低くなり、ケイマンSに初めて採用されるPASMスポーツサスペンションでは20mm低い設定となる。他のポルシェ スポーツカー同様に、スポーツクロノパッケージはステアリングホイールのプログラムスイッチを介して調節することができる。先代の“ノーマル”、“スポ−ツ”、“スポーツ・プラス”に加えて“インディビジュアル”プログラムが追加されている。
向上したドライビングパフォーマンスに見合うよう強化されたブレーキシステムは、フロントに330mmディスク、リアに299 mmディスクが採用されている。718ケイマンにはケイマンS(タイプ981)のブレーキシステムが装着されており、一方718ケイマンSには、911カレラの4ピストン式キャリパーと6mm厚いフロントディスクが採用されている。
さらに力強いアピアランスを主張するエクステリアデザイン
ニュー718ケイマンのデザインの進歩は、テクノロジー同様広範囲にわたっている。緊張感のあるプロポーション、フロントとサイドの目立つエアインテーク、そして低いサイドプロフィールがダイナミックな雰囲気を強調している。いっそうシャープな形状となったノーズは、フロントエンドにいっそうワイドで力強い印象を与える。パーキングライトとインジケーターライトを含むサイドエアインテーク上の細長いフロントライトが、この印象をさらに強めている。大型のクーリングエアインテークと新デザインのバイキセノンヘッドライトが、718ケイマンのフロントエンドを作り上げている。新たに4点式のLEDヘッドライトもオプションで装着可能。ニューケイマンのサイドビューは、目立つフェンダーとサイドシルが特徴的。新しくなったリアは、“Porsche”ロゴを冠したハイグロスブラックのテールライト間のアクセントストリップによって、さらにワイドなアピアランスとなっている。一新されたテールライトでは、3Dテクノロジーと4灯のスポットライトによるLEDブレーキライトが際立つ。
見直されたインテリアと標準装備されるPCM
ニュー718ケイマンではインテリアも新しくなっている。エアベントを含むダッシュパネル上部が新しくなり、標準装備されるポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)とともに、918スパイダーから流用された新しいスポーツステアリングホイールと広範な接続オプションが718のコックピットに追加されている。オーディオインターフェース、および150Wのサウンドパッケージ・プラスのすべてが標準装備に含まれる。PCMの拡張オプションも用意されており、その中にはApple CarPlayなどスマートフォン専用の拡張機能も含まれる。ボイスコントロール付ナビゲーションモジュールは、目的地の入力を容易にする。コネクト・プラスオプションを選択すると、ポルシェ専用SIMカードが提供されることによってリアルタイム交通情報が追加され、さらにポルシェ・コネクトアプリを含むスマートフォンを介した広範な追加サービスを利用することもできる。
718ケイマンと718ケイマンSの導入は、ヨーロッパマーケットを皮切りに2016年9月24日より順次始まる予定。
718ケイマン(7速PDK) ¥6,714,000
718ケイマンS(6速MT) ¥8,130,000
718ケイマンS(7速PDK) ¥8,654,000
カテゴリー: F1 / ポルシェ
ミッドエンジンスポーツクーペ、718ケイマンの第4世代は、更なる性能と効果的な外見を得て、魅力を増している。
718ボクスターがジュネーブショーで初披露されてからわずか数週間後、718ケイマンの登場によりポルシェは718モデルシリーズのラインナップを拡大した。911モデルレンジと同じく、ミッドエンジンスポーツカーの718においても初めてクーペの価格がロードスターより低くなった。
718ケイマンに搭載される4気筒水平対向ターボエンジンは、718ボクスターと共通のもので、クーペとロードスターの最高出力は初めて同じになった。ベーシックモデルである718ケイマンには最高出力220 kW (300 ps)の2リッターエンジンが、上位モデルの718ケイマンSには257 kW (350 ps)を発生する2.5リッターエンジンが搭載される。これは先代モデルに対してそれぞれ18 kW (25 ps)増加し、新欧州サイクル(NEDC)による燃費は8.1リッター/100kmから5.7リッター/100kmとなる。
718ケイマンのトルキーな新しいエンジンは、低回転域においてもドライビングの楽しさと優れた俊敏性を約束する。2リッターエンジンは先代モデル比で90Nmアップの380Nmを1,950 rpmから4,500 rpmの間で発生する。市販のガソリンエンジン車では911ターボのみに採用されていたバリアブルタービンジオメトリー(VTG)を備えたターボチャージャー搭載の2.5リッターエンジンは、先代モデル比50Nmアップの420Nmを1,900 rpmから4,500 rpmにおいて発生する。これはドライバーが広いエンジンの回転域で、より大きなトルクを得られることを意味する。オプションのスポーツクロノパッケージを装着したPDK仕様の718ケイマンによる0-100km/h加速タイムは4.7秒で、同仕様のケイマンSでは4.2秒となる。最高速度は718ケイマンで275 km/h、718ケイマンSでは 285 km/hに達しする。
さらなる正確さとスタビリティをもたらす新チューニングのシャシー
718ケイマンの優れたドライビングダイナミクスは、サーキットで活躍したオリジナル718から受け継いだもの。歴史に残るミッドエンジンスポーツカーである718のオリジナルモデルは、その俊敏性を武器にタルガ・フローリオやル・マン24 時間レースなど1950 年代と60 年代に数々のレースで優勝を飾った。718ケイマンでは一新されたシャシーにより、横方向の剛性とホイールの位置決めが向上した。スプリングとスタビライザーのレートがさらに引き上げられ、ショックアブソーバーのチューニングも変更されている。10%ダイレクトな設定のステアリングギア比は、俊敏性とドライビングプレジャーをより高める。0.5インチワイドになったリヤホイールは、新しいタイヤとの組み合わせで、横Gの最大値を高めコーナリングの安定性を改善する。
スポーツクロノパッケージやポルシェ・トルク・ベクトリング(PTV)などのドライビングダイナミクスオプションによって、718ケイマンのスポーツ性をさらにカスタマイズすることができる。ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)をオプションで選択すると車高は10mm低くなり、ケイマンSに初めて採用されるPASMスポーツサスペンションでは20mm低い設定となる。他のポルシェ スポーツカー同様に、スポーツクロノパッケージはステアリングホイールのプログラムスイッチを介して調節することができる。先代の“ノーマル”、“スポ−ツ”、“スポーツ・プラス”に加えて“インディビジュアル”プログラムが追加されている。
向上したドライビングパフォーマンスに見合うよう強化されたブレーキシステムは、フロントに330mmディスク、リアに299 mmディスクが採用されている。718ケイマンにはケイマンS(タイプ981)のブレーキシステムが装着されており、一方718ケイマンSには、911カレラの4ピストン式キャリパーと6mm厚いフロントディスクが採用されている。
さらに力強いアピアランスを主張するエクステリアデザイン
ニュー718ケイマンのデザインの進歩は、テクノロジー同様広範囲にわたっている。緊張感のあるプロポーション、フロントとサイドの目立つエアインテーク、そして低いサイドプロフィールがダイナミックな雰囲気を強調している。いっそうシャープな形状となったノーズは、フロントエンドにいっそうワイドで力強い印象を与える。パーキングライトとインジケーターライトを含むサイドエアインテーク上の細長いフロントライトが、この印象をさらに強めている。大型のクーリングエアインテークと新デザインのバイキセノンヘッドライトが、718ケイマンのフロントエンドを作り上げている。新たに4点式のLEDヘッドライトもオプションで装着可能。ニューケイマンのサイドビューは、目立つフェンダーとサイドシルが特徴的。新しくなったリアは、“Porsche”ロゴを冠したハイグロスブラックのテールライト間のアクセントストリップによって、さらにワイドなアピアランスとなっている。一新されたテールライトでは、3Dテクノロジーと4灯のスポットライトによるLEDブレーキライトが際立つ。
見直されたインテリアと標準装備されるPCM
ニュー718ケイマンではインテリアも新しくなっている。エアベントを含むダッシュパネル上部が新しくなり、標準装備されるポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)とともに、918スパイダーから流用された新しいスポーツステアリングホイールと広範な接続オプションが718のコックピットに追加されている。オーディオインターフェース、および150Wのサウンドパッケージ・プラスのすべてが標準装備に含まれる。PCMの拡張オプションも用意されており、その中にはApple CarPlayなどスマートフォン専用の拡張機能も含まれる。ボイスコントロール付ナビゲーションモジュールは、目的地の入力を容易にする。コネクト・プラスオプションを選択すると、ポルシェ専用SIMカードが提供されることによってリアルタイム交通情報が追加され、さらにポルシェ・コネクトアプリを含むスマートフォンを介した広範な追加サービスを利用することもできる。
718ケイマンと718ケイマンSの導入は、ヨーロッパマーケットを皮切りに2016年9月24日より順次始まる予定。
ポルシェ 718ケイマン、718ケイマンS 希望小売価格 (2016年4月28日より)
718ケイマン(6速MT) ¥6,190,000718ケイマン(7速PDK) ¥6,714,000
718ケイマンS(6速MT) ¥8,130,000
718ケイマンS(7速PDK) ¥8,654,000
Porsche 718 Cayman
カテゴリー: F1 / ポルシェ