F1ドライバー、タイヤ問題が未解決ならドイツGPをボイコットも

2013年7月3日
F1ドライバー ボイコット
F1ドライバーは、イギリスGPで発生したタイヤバースト問題がきちんと対処されなければ、F1ドイツGPをボイコットすることも辞さないとの姿勢をみせている。

F1イギリスGPでは、複数のドライバーがタイヤバーストに苦しみ、ピレリは即座に調査を開始している。

2009年のハンガリーGPの予選で重傷を負った経験のあるフェリペ・マッサは、きちんとした解決策がとられなければ、F1ドイツGPの決勝レースをボイコットする可能性も除外していない。

FIA、若手ドライバーテストへのレースドライバーの参加を許可

2013年7月2日
若手ドライバーテスト
FIAは、ピレリのタイヤ問題を解決する緊急処置として若手ドライバーテストへのレースドライバーの参加を許可することを発表した。

F1イギリスGPでのタイヤバースト問題を受け、FIAは、F1テスト規約の即時の変更への許可を求めることを発表。シーズン中のレースドライバーのテストを禁止するという規約の変更は、世界モータースポーツ評議会に提出されることになるが、形式的なものになりそうだ。

FIA、ピレリテストでの2013年マシンの使用を許容へ

2013年7月2日
ピレリ
FIAは、最近のタイヤ問題を解決するためにプライベートテストでピレリに2013年マシンの使用を許可する方向で進めている。

メルセデスがピレリテストで現行マシンを走らせた“テストゲード”騒動は国際法廷まで発展したが、現在、タイヤに安全性問題が浮上していることで、FIAはテスト規制を緩和させようとしている。

レッドブル、ピレリに2012年タイヤの復活を提案

2013年7月1日
ピレリ
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、安全性を考えてピレリは2012年タイヤに戻すべきだと提案した。

F1イギリスGPでは、5名のドライバーがタイヤバーストに苦しんだ。

セバスチャン・ベッテルの1つ目のセットにもカットが見つかっており、レッドブルは、予防措置として次のスティントでタイヤ圧を上げた。

若手ドライバーテスト、バースト問題によりタイヤテストに変更の可能性

2013年7月1日
F1 タイヤバースト問題
7月にシルバーストンで開催が予定されている若手ドライバーテストが、F1イギリスGPでのタイヤバースト問題を受け、レースドライバーによるタイヤテストに変更される可能性が出てきた。

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリとレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、タイヤテストに変更することがピレリ問題を解決するための最も賢明な方法だとコメント。奇しくもこの2チームは、メルセデスの“テストゲート”騒動で激しく異議を申し立てていたチームでもある。

ピレリ:F1イギリスGP レースレポート

2013年7月1日
F1イギリスGP ピレリ
ピレリが、F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

決勝では、ニコ・ロズベルグが、メルセデスに1955年以来のイギリスGP優勝をもたらした。

レースでは、数台のマシンの左リアタイヤに問題が発生し、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)、セルジオ・ペレス(マクラーレン)に影響を及ぼした。

FIA、タイヤ問題多発で「赤旗を出す寸前だった」 (F1イギリスGP)

2013年7月1日
FIA タイヤ問題
FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1イギリスGPでタイヤバーストが相次いだことで、赤旗を提示する寸前だったことを明らかにした。

F1イギリスGPのレース序盤、ルイス・ハミルトン、フェリペ・マッサ、ジャン・エリック・ベルニュ、セルジオ・ペレスが突然のタイヤバーストに見舞われたことで、チャーリー・ホワイティングは、安全面を考慮してレースをスットップすることが頭によぎったと述べた

ピレリ、タイヤ接着工程の変更によるバーストを否定

2013年7月1日
ピレリ タイヤ バースト
ピレリは、F1イギリスGPのタイヤから導入したタイヤ接着工程が、タイヤバーストの原因になった可能性を否定した。

シーズン序盤のレースで、タイヤのデラミネーション(剥離)問題が多発したことを受け、当初ピレリは、タイヤのベルトを現在のスチール製のものから2012年に使用していたケブラー製に変更することで問題を解決しようとしていた。

ピレリ、タイヤバーストは「予期せぬ問題」

2013年7月1日
ピレリ
ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、F1イギリスGPで起こったタイヤバーストは予期していなかった問題だと述べた。

F1イギリスGPでは、ルイス・ハミルトン、フェリペ・マッサ、ジャン・エリック・ベルニュ、セルジオ・ペレスが、左リアタイヤを相次いでバーストさせた。

だが、ポール・ヘンベリーは、完全な分析を終えるまでは、問題の特性について明言を避けた。
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