ピレリF1、第6戦イモラで「Alternative Tyre Allocation」を実験的に導入
ピレリF1は、第4戦アゼルバイジャンGPから第5戦エミリア・ロマーニャGPで使用するタイヤコンパウンドを発表した。

F1中国GPがキャンセルされたため、F1は中断され、4月末にバクーで第4戦が開催される。F1アゼルバイジャンGPで、ピレリは2022年でも使用されたC3、C4、C5コンパウンドという最もソフトなレンジをサーキットに持ち込む。

第5戦F1マイアミGPでは、C2、C3、C4 コンパウンドが使用される。これも 2022 年と同じ割り当てとなる。

しかし、第6戦エミリア・ロマーニャGPで、ピレリは「Alternative Tyre Allocation」(ATA)プログラムを実験的に導入。イモラには2022年に比べて柔らかいタイヤが持ち込まれ、ドライバーはC3、C4、C5コンパウンドを使用する。

ピレリは、柔らかい配分を選択した理由について「サーキットの厳しさが低く、昨年のタイヤの摩耗が少なかったため」と説明している。

また、イモラでは、Q1はハード、Q2はミディアム、Q3はソフトという予選方式が採用される予定となっている。そして、ATAの一環として、各車両のタイヤ割り当てが13セットから11セットに削減される。

このATAシステムは、今年後半に開催される別のイベントでも採用される予定となっている。

また、イモラでデビューするウェットコンパウンドタイヤは、サーキットを走る前の準備にタイヤブランケットを必要としない全く新しいタイヤとなる。

ピレリ F1

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