ピレリ、F1オランダGPへの専用タイヤの導入を見送り
ピレリは、新たにバンクコーナーが追加されたザントフォールトで開催されるF1オランダGPに専用タイヤを持ち込まないことを決定した。

今年のプレシーズンテスト、F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリは、ザントフォールトの急なバンク角が設けられた新しいレイアウトに安全に取り組むために設計されたマークのないフロントタイヤをテストした。

ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは「“パニック”について聞きたくない。まったくパニックはない」と語った。

実際、De Telegraafは、結局ピレリは標準タイヤをザントフォールトに持ち込むと報じている。

このニュースは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがプロモーションイベントで新生ザントフォールで初走行を行ったタイミングで届けられた。

「とてもクールになった」とマックス・フェルスタッペンはオランダの放送局NOSに語った。

「3コーナーは非常に傾斜している。予想外だった。内側が本当に離れていて、最初の数周は、コーナーの内側がまったく見えなかった」

「理想的なラインを見つけるまでに数周かかった。でも、とてもスペシャルなコーナーだ」

「まだ他のドライバーと一緒に運転していないので、2台のマシンでそこを通過できるかどうかを判断するのは難しい。でも、間違いなく追い抜きはしやすくなったと思う。最終コーナーもDRSを開いているときはとてもチャレンジングだろう」

最後に、マックス・フェルスタッペンは、新しいザントフォールトのレイアウトを試せたことでF1ライバルよりも有利になるとの見方を否定した。

「そうだといいね」とマックス・フェルスタッペンはAlgemeen Dagbladに笑いながら答えた。

「良いシミュレーション作業にとって誰もが十分に準備できると思う」

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1オランダGP