ピレリ、年間予算はF1チームに相当
ピレリは、F1に投資している年間金額が1チーム分の予算と同等であることを明らかにした。
2017年以降のF1タイヤサプライヤーを選ぶ入札に参加するにあたり、ピレリが重視したのはコストだったという。
「我々にとって大きな決断だった。非常に多くの費用がかかるからね」とポール・ヘンベリーは説明した。
ピレリのモータースポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは、ラバーの開発はもとより、スポンサーとしても投資しているピレリの価値はが、F1で過小評価されていると感じている。
「我々は技術サプライヤーであるだけでなく、スポンサーでもあることを考慮しなければならない。総コストは通常のスポンサーよりもはるかに大きい」
「トラックサイド広告だけ出して、毎週末シャンパンでも飲んでいた方がずっといい。それならば、現在のコストの3分の1で済むだろう」
「問題はそこだ。人々は我々のコストを理解していない。我々は商業権オーナーから何も受け取っていないので、エンジンマニュファクチャラーを除いた他の人々よりコストは膨らむ」
「我々の予算があれば、F1チームを運営することも可能だ」
ポール・ヘンベリーの話から、ピレリの年間予算は1億1000万ドル(約137億円)ほどだと推定される。
ポール・ヘンベリーは、2011年からF1に復帰したことは正しかったと考えているが、その一方でF1側からのアシストがもっとあってもいいと苦言を呈す。
「ここまでは良かったと思っているが、我々の役目をもっと認めてくれてもいいのではないか」
「せっかく活動しているのに、スポーツへの貢献が正しく認識されていないと感じれば、そこに疑問を持ち始めるものだ。これまでにもそうした理由から、やってきた者、去って行った者がいる」
「常に言っているように、我々は何が何でもスポーツに居続けるつもりはない。ビジネスとして成り立たなければならない」
関連:F1チームの年間予算はいくら?
カテゴリー: F1 / ピレリ
2017年以降のF1タイヤサプライヤーを選ぶ入札に参加するにあたり、ピレリが重視したのはコストだったという。
「我々にとって大きな決断だった。非常に多くの費用がかかるからね」とポール・ヘンベリーは説明した。
ピレリのモータースポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは、ラバーの開発はもとより、スポンサーとしても投資しているピレリの価値はが、F1で過小評価されていると感じている。
「我々は技術サプライヤーであるだけでなく、スポンサーでもあることを考慮しなければならない。総コストは通常のスポンサーよりもはるかに大きい」
「トラックサイド広告だけ出して、毎週末シャンパンでも飲んでいた方がずっといい。それならば、現在のコストの3分の1で済むだろう」
「問題はそこだ。人々は我々のコストを理解していない。我々は商業権オーナーから何も受け取っていないので、エンジンマニュファクチャラーを除いた他の人々よりコストは膨らむ」
「我々の予算があれば、F1チームを運営することも可能だ」
ポール・ヘンベリーの話から、ピレリの年間予算は1億1000万ドル(約137億円)ほどだと推定される。
ポール・ヘンベリーは、2011年からF1に復帰したことは正しかったと考えているが、その一方でF1側からのアシストがもっとあってもいいと苦言を呈す。
「ここまでは良かったと思っているが、我々の役目をもっと認めてくれてもいいのではないか」
「せっかく活動しているのに、スポーツへの貢献が正しく認識されていないと感じれば、そこに疑問を持ち始めるものだ。これまでにもそうした理由から、やってきた者、去って行った者がいる」
「常に言っているように、我々は何が何でもスポーツに居続けるつもりはない。ビジネスとして成り立たなければならない」
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