フェルナンド・アロンソ
ピレリのマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ会長は、フェルナンド・アロンソのピレリの2013年F1タイヤに対する批判に反撃した。

F1で最高年俸を獲得し、グリッドで最も評価が高く、影響力を持つドライバーであるフェルナンド・アロンソは、今年のピレリタイヤの“品質”に疑問を投げかけた。

ピレリは、F1チームとバーニー・エクレストンとは2013年以降の新契約について合意しているが、FIAからはまだ正式な契約書を渡されていない。

マルコ・トロンケッティ・プロヴェーラは「あの時の彼は非常にナーバスな状態だったに違いない」とフェルナンド・アロンソのコメントについて CNN に語った。

「タイヤのせいではない。彼が勝てなかったのはいくつかの理由によるものだ。彼ら(フェラーリ)が適切にタイヤを使用しなかったのであれば、それは我々の責任ではない」

マルコ・トロンケッティ・プロヴェーラは、劣化の早いタイヤを望んだのはF1側であり、チームはピレリが発行するガイドラインに従うことが重要だと警告した。

「必要であれば、我々はどんな対処も可能だが、それはルールが守られた上でのことだ」

「タイヤは、我々がチームに与えた範囲の中で使われなければならない」

ピレリは、2014年もF1にタイヤを供給することについてFIAのゴーサインを得ているが、2015年以降の新契約を結ぶ可能性もあるという。

だが、ピレリがF1に進出することの妥当性を疑問視する声もある。F1で求められるタイヤの品質、一貫性、寿命はピレリのブランドイメージを傷つける可能性もある。

「シルバーストン後の数週間はダメージがあった」とマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラは認める。

「だが、今ではそれがピレリの責任ではなかったと人々は理解してくれている」

一方、tyrepress.com は、韓国のタイヤーメーカーであるクムホが、9月にスペインのカタロニア・サーキットでF1仕様のタイヤをテストしていたと報道。

クムホはテストの目的について「F1での将来的なビジネスに必要な技術を確認し、1990年代のモータースポーツを通じてF1のために蓄えられた技術を実際に試すため」と述べている。

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カテゴリー: F1 / ピレリ / フェルナンド・アロンソ