ピレリ、F1スペインGPで新型ハードタイヤを導入

ピレリは、F1スペインGPでトルコでテストしていた新しいハードタイヤを導入することを発表した。

F1トルコGPのプラクティスでテストされたより耐久性の高いハードタイヤは、プライムとオプションのギャップを広げ、チームによりバラエティに富んだ戦略を提供することになる。

それでもピレリは今週末のF1スペインGPでは3ストップが主流になると予想している。

「今年の最初から、我々はこのスポーツの利益になると思えれば進化版のタイヤを導入するだろうと述べてきた。バルセロナはそれを実行する最初の機会となる」とピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーはコメント。

「広範囲にわたってテストされた新しいタイヤは、デグラデーションを減らし、摩耗が改善されている」

「オリジナルのハードタイヤから大きなステップを遂げたわけではないが、ソフトタイヤとハードタイヤのギャップは大きくなる。レースをさらに興味深いものにし、チームによりクリエイティブな戦略をとること機会を与えることになるだろう」

「テストでのデータに基づけば、バルセロナはおそらく1台につき3回程度のピットストップになると予想している。バルセロナは、ピットに入って出て行くまでにトルコよりずっと長い時間がかかる。それは戦略に影響を与えるもう一つの要素となるだろう」



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