アービッド・リンドブラッド F1デビュー後に運転免許取得へ「もう笑えない」
レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが、一般道を走るための運転免許取得に向けて初めて実車教習を受けたことを明かした。幼少期からサーキットでレーシングカーを操り、18歳ですでにF1ドライバーとなった一方、公道を運転する免許はまだ取得していない。

リンドブラッドは学科試験には合格しており、F1のレーススケジュールに空きができたことで教習を開始したという。

これまでは免許を持っていないことを冗談にしていたが、本人も「もう少し馬鹿げた状況になってきた」と感じているようだ。

F1マシンは運転できても公道は走れず
リンドブラッドはレーシングブルズからF1に参戦し、世界最高峰のマシンを高速で操っている。しかし、一般道で自動車を運転するために必要な英国の運転免許は取得していない。

英国では17歳から自動車運転免許を取得できるが、リンドブラッドは昨季のFIA F2参戦をはじめとするモータースポーツ活動に多くの時間を費やしてきた。18歳の誕生日を迎える前には、F1参戦に必要なスーパーライセンスを取得するため、FIAから特例措置も受けている。

サーキット上ではF1マシンを運転する資格を認められながら、公道では初心者として教習を受けなければならないという珍しい状況が続いていた。

リンドブラッドはすでに免許取得の第一段階となる学科試験を通過。レースのない期間を利用し、教習車で一般道を走る実技練習を始めた。

「最初は面白かったけど今は少し馬鹿げている」
リンドブラッドは、エッジバストンで行われたイングランド対インドのワンデー国際試合を訪問。試合前にはイングランド代表選手たちと交流し、英国『Sky Sports Cricket』の実況ブースにも出演した。

そこで、F1での実績を理由に、そのまま運転免許を発行してもらえないのかと冗談交じりに尋ねられると、笑顔で次のように語った。

「残念ながら、それでは駄目なんだ」

「免許を持っていないのは少し悲しいね。しばらくの間は面白い話だったけど、今ではもう少し馬鹿げた状況になってきた。だから、ちゃんと取得に向けて動いている」

「昨日、初めて運転教習を受けた。そろそろ免許を取らないといけないね」

F1マシンとは異なり、教習では速度制限や周囲の交通状況、標識などを確認しながら公道を走る必要がある。レースで培った運転技術があるとはいえ、一般道では通常の教習課程を修了し、実技試験に合格しなければならない。

アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

新人ながら4戦連続ポイントを獲得
免許取得を目指す一方、リンドブラッドはF1で印象的なルーキーシーズンを送っている。

前戦イギリスGPでは自己最高位タイとなる7位に入り、4戦連続となるポイント獲得を達成した。レーシングブルズのマシンで安定して結果を残し、F1参戦初年度ながら着実に存在感を高めている。

F2からF1へのステップアップについて、リンドブラッドはコース内外の両面で大きな変化があったと振り返った。

「本当に最高だ」

「F2とはまったく違う。コース上でもコース外でも、とても大きなステップアップだったけど、すべてを楽しんでいる」

「結局のところ、F1に到達することは僕が人生を通してずっと夢見てきたことだ。今年は本当に自分の夢を生きているし、素晴らしい経験になっている」

リンドブラッドは次戦ベルギーGPが行われるスパ・フランコルシャンに、4戦連続入賞という好調な流れを持って臨む。F1ではすでに結果を残し始めている18歳だが、サーキット外では一般ドライバーとして免許取得を目指す新たな挑戦も始まっている。

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カテゴリー: F1 / アービッド・リンドブラッド / ビザ・キャッシュアップRB