ピエール・ガスリー、コース上の回収車に激怒「何が起こったのか忘れたのか!」 / F1日本GP
アルファタウリF1のピエール・ガスリーは、F1日本GPのコース上で回収車を追い越した後、怒りを露わにした。

カルロス・サインツJr.は、危険なコンディションによりドライバーがほとんど視界を確保できなかったため、鈴鹿で1周目にスプーンまでにスピンした後、1周目にセーフティカーが入った。

ピエール・ガスリーは、パルクフェルメの条件下でリアウイングの仕様を変更した後、ピットレーンからスタートし、カルロス・サインツJr.の事故で外れた広告板が車に直撃し、フロントウイングを損傷した。

セーフティカーが導入されると、ピエール・ガスリーは新しいフロントウイングのためにピットインし、2周目にフィールドの後方に追いつこうとしていたとき、カルロス・サインツJr.のマシンを回収しようとしたトラクターのような車両を追い越した。

チーム無線でピエール・ガスリーは「おい! このトラクターはなんだ! コース上でなんでトラクターがいるんだ!」

「僕はその隣を通り過ぎた」

「こんなことは受け入れられない。何が起こったか忘れたのか。信じられない」

赤旗でガレージで戻ったピエール・ガスリーは、目に見えて動揺していた。

ピエール・ガスリーが言及しているのは、2014年の鈴鹿でレース中にジュール・ビアンキが回収車両と衝突した悲劇的な事件についてだ。ビアンキは入院し、後に亡くなった。

このインシデントは、F1内の安全性に関する大規模なレビューを引き起こした。

車両がコース上にあることに反応したドライバーはピエール・ガスリーだけではなく、シャルル・ルクレールもチームに次のように尋ねた。

「なんだこのクレーンは!」




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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / F1日本GP / スクーデリア・アルファタウリ